「もう誰にも負けない!」
驚いているチー・イーに「私が代わりに答える。今日からはあなたの手を握って離さない。愛してる」と言うリャンリャン。チー・イーはうなずく。リャンリャンはジャーユに「ジェリーが全部話してくれた。あなたは自分のためにイーから去った。戻った理由は知らないけど、イーはあなたといても幸せじゃない。あなたはイーといて幸せ?」と言う。「よく言うわ。あなたが間に割り込んで私の幸せを奪ったくせに」と言い返すジャーユ。リャンリャンは「奪ってない。自分の幸せを捕まえたの。何も怖くないし、迷いもない。イーを愛してる」と言う。だから絶対に絶対に負けないと。
リャンリャンの言葉を聞き「俺の答えは“リャンリャンだけ”」とチー・イーはジャーユに告げる。ジャーユは何も言えず、その場を去って行く。
「つらかった?」とリャンリャンを気遣うチー・イー。首を横に振るリャンリャンを「ありがとう」と言ってチー・イーは抱き寄せる。
帰り道、ずっと自分の後ろを歩くリャンリャンに「恥ずかしがってるのか?」とチー・イーが聞く。リャンリャンは「まさか。後ろを歩きたいだけよ」とごまかそうとする。「そうだ。俺の許可なくキスしたな」と言うチー・イー。リャンリャンは「じゃあ、もうしない」と返し行きそうに。そんなリャンリャンの腕をつかんで止め「この数日はつらかったよ」と言い、チー・イーはリャンリャンを抱き締める。
「ジャーユが来た日から自分の答えは1つだと分かってた。君だ、ジャーユじゃない」とリャンリャンに話すチー・イー。でも問題の多い状態のまま言えなかった、ジャーユへの責任を果たすべきだと思った、彼女のウソをもっと早くに分かってたら、こんなに君を傷つけずに済んだのに、俺のことで苦しめたね、と。そして「君はいつも俺を心配させ怒らせる。でも二度と俺から離れるな」とチー・イーは言う。笑顔で「じゃあ、私たちの家に帰りましょ」と言うリャンリャン。
リャンリャンはジェリーに誘拐された時すべてが分かったと言う。例えば引っ越して来た当初、しかめっ面ですぐ怒ったチー・イーが、次第に笑顔が増えていき、私の朝食を食べて前より楽しそうになったと。そしてリャンリャンはディーンとバズにも私のおかげでチー・イーが明るくなったと言われた、だから私は小さな太陽になってここを照らし続けると決めた、とチー・イーの胸に手を当てる。その手にキスをするチー・イー。
ジャーユが帰って来ると、ジェリーが玄関先で待っていた。「アメリカに戻ろう。結婚しよう、必ず君を幸せに…」と言うジェリーの頬を叩くジャーユ。ジャーユは「あなたとアメリカへ?誰が行くもんですか。あなたを愛したことなど一度もないわ。分かった?」と言う。そして「お願いだからつきまとわないで。二度と来ないでちょうだい。私はもうクタクタなの」と言うと行ってしまう。それ以上何も言えず、つらい気持ちになるジェリー。
寝ているチー・イーを見つめるチー・イー母。その時、自室から出たリャンリャンが、音をたてて階段を下りて行く。
リャンリャンがミンミンに夜食をあげていると、チー・イー母が覗き込んでくる。驚いたリャンリャンが「足音がしなかったわ、心臓が止るかと。まだ寝ないんですか」と言う。「ドスドス歩かれて眠れる?」と答えるチー・イー母。
リャンリャンは「社長はどこで寝てます?」と聞く。「部屋で寝てる。昨夜はあなたのせいで眠れず、今朝は早くから警察局へ。イーはこの2日、疲れたの。だから階段の上り下りは静かにして」とチー・イーは母は言う。起こしたら許さないと。
リャンリャンはチー・イー母がどこで寝るのか尋ねる。「あなたの部屋よ」と答えるチー・イー母。困ったリャンリャンは「でも私はどこで寝れば?」と言う。「じゃ、こうしましょ。あなたに10分あげる。シャワーと歯磨きして来て。遅れたら中から鍵を」とチー・イー母は答える。
チー・イー母はリャンリャンがシャワーに行っている間、チー・イー父に電話をかける。
「この2日、イーのそばで過ごしたわ。あなたの言うとおり、こうして一緒にいるべきだと思う」とチー・イー母はお礼を言う。
チー・イー母の隣に寝たリャンリャンは「ジャーユは今日、とてもつらかったはず。彼女に電話しませんか」と言う。リャンリャンを見たチー・イー母は「自分のことだけ考えて」と言って背を向けてしまう。
翌朝。チー・イーは濡れているリャンリャンの髪を「風邪ひくぞ」と言ってドライヤーで乾かす。嬉しいリャンリャン。
家を出たリャンリャンは、いつものように自転車で出勤しようとする。そんなリャンリャンに「これからは車で一緒に行こう」と言うチー・イー。リャンリャンはうなずき、自転車を元の位置に戻す。チー・イーが手を差し出す。リャンリャンははにかみながら手を添える。
ディーンは先月の華聯の売り上げ分析をチー・イーに見せる。チー・イーが「ジャーユは目を通した?」と聞くと「出社してない」と答えるディーン。休暇届もなく、華聯にも出ていないと。
ジャーユを気にするチー・イーに、ディーンは様子を見て来ると話す。
ツイシャーは携帯で話していたリー部長に怒っていた。リャンリャンはツイシャーを呼び止め「リー部長とケンカですか?」と聞く。「まだ仕事を見つけてないの。秘密の話し合いばかり。何かの計画らしいけど、教えてくれない」とリャンリャンとケイトに話すツイシャー。しかも自分の株やファンドや財産をつぎ込んでいる、まるでバクチだと。
「リー部長には言えない事情があるんです。だから怒らないで」とツイシャーをなだめるリャンンリャン。しかし「違うかも。男は冒険したがるものよ。自分の能力以上のことに手を出す。アレックスがそうよ。話を聞こうとせず“別れる”とまで。絶対許さない」とケイトが言い出す。リャンリャンは「でもケイト、アレックスはとても真剣よ。反対ばかりするから怒ったのかも」と言う。
ケイトは「違うわ」と強く言うと、私は反対しているわけじゃない、でも突然、辞めるなんて不安でたまらないと泣き出す。大金が欲しいんじゃない、楽しそうにパンを作る彼を見ると私も嬉しい、本当は彼に“起業するのは君のためだ。君がそばにいれば全力で頑張れる”と言ってほしいと。ツイシャーは「アレックスはもともと、すごくおとなしい北極グマだったわ。急に勇敢になったのはあなたのためだとは思わない?」と話す。「ええ、そうよ。アレックスは言ってた“幸せには代償が要る”。ケイトのために勇気を出したのよ。信じてあげて、大成功するかもよ」とリャンリャンも言う。
ジェリーが呼び鈴を押し、ドアを叩きながら呼ぶが、ジャーユは閉じこもって部屋から出て来ない。
リャンリャンが花市場へ行き、チー・イーと母が親子水入らずで一緒にキッチンに立つ。そんな中「父さんに会いに行こう」と言うチー・イー。母は「1人で行ってくれば」と言うが、諦めず「3人でご飯を食べようよ」とチー・イーは説得する。仕方なく「分かったわ」と言う母。
チー・イーと母は父の家へ行く。
果物を冷やすために冷蔵庫を開ける母。母があまり入っていない冷蔵庫の中を気にし、それを見たチー・イーは頬笑む。
夜になり、母は1人でタクシーで帰ると言う。父は「イーが送るほうがいい」と言うが「久しぶりなんだから2人で話して」と言う母。
チー・イーと父が見送る中、母は一瞬父を見てその場を後にする。
チー・イー母はチー・イーに「少し夜風に当たるわ。心配しないで父さんといてあげて」とメールを送る。そしてジャーユからもらったブレスを見ながら「これは夢をかなえるの。このブレスに願えば成就するわ」とジャーユから言われたことを思い返すチー・イー母。チー・イー母は“私の望みはかなったようね”と思い、ジャーユに電話をかける。しかしジャーユは電話に出なかった。
「お前の頼みじゃなきゃ、母さんは来なかったよ」とチー・イーに言う父。一緒にご飯を食べるなんて、あり得なかったと。母からのメールを読んだチー・イーは「そんなことない。さっき母さんは帰る前、父さんを見た。“父さんといてあげて”とメッセージも。母さんは父さんのことを思ってるよ」と話す。父は嬉しそうな顔になり「母さんは父さんにチャンスをくれるかな?」と聞く。チー・イーは「父さん、安心して。必ずまた母さんを連れて来るから。たぶん近い将来、あの家で3人で食事が出来る」と言う。
庭の花壇にあるバラの前で、リャンリャンが以前、バラについて話したことをチー・イーは思い返す。家から出て来たリャンリャンがチー・イーに上着をかけると「来たのか」と言うチー・イー。「あなたは帰ってからずっとここにいて入ってこないから」とリャンリャンは言う。チー・イーが自分にかけてくれた上着をリャンリャンにかけ、リャンリャンは「だったら私も付き合おうかと」と続ける。リャンリャンを抱き寄せるチー・イー。
ディーンはジャーユの家へ行きドア越しに呼びかける。しかしジャーユからの反応はない。そこにジェリーが。
ディーンと一緒にカフェへ行ったジェリーは、ジャーユがもう何日も出て来ないと話す。そして「初めてじゃないんだ。いったんこうなると飲まず食わずで引きこもる。初めてじゃないが、今回は深刻だ。あとどれくらい持ちこたえられるか」と言うジェリー。
チー・イーに電話をかけたディーンは、チー・イー母に来てもらうことに。
すぐにチー・イーと一緒にチー・イー母が駆けつけるが、やはりチー・イー母が呼びかけてもジャーユは出て来ない。
家に戻ったチー・イー母は「彼女はダメージを受けるといつも安心できる場所でじっと閉じこもるの。心の整理がつくまでずっとね」とチー・イーとリャンリャンに話す。気が強くて負けず嫌い、欲しいものは何をしても手に入れる、そして次を欲しがる、仕事でも恋でもとにかく追い求めるの、安心できるものなら何でも欲しいのよ、そういう悲しい子なの、と。さらに「彼女には安心して身を寄せられる場所が必要よ。でも束縛が嫌なの。だから3年前、突然消えたのよ。後悔してるけど、こう遅いわね」と言うチー・イー母。
リャンリャンは1人でジャーユの家へ行く。
ジャーユはリャンリャンの声を聞き、ハサミを持って玄関に向かう。しかしドアを開けたとたん、明るいリャンリャンがどんどん部屋に入ってきてしまう。
野菜を買ってきたリャンリャンは、何も食べていないジャーユのために料理を作ろうとする。「世話を焼かないで」とジャーユが言うと「世話を焼かれるのは幸せよ」と返すリャンリャン。ジャーユは「聞きたくない。みんな私が嫌いなくせに」と言う。「なに言ってるの。私は大好きよ」と言い、リャンリャンは今度、プリンセスやケイトと一緒に出かけない?と誘う。さらに家に閉じこもっていると聞いて、みんな心配してるとリャンリャンは話す。
部屋にいないリャンリャンをチー・イーが心配する。リャンリャンは携帯も部屋に忘れていた。そんなチー・イーに母が「もう夜も遅いわ。心当たりがあれば捜しに行ってきたら?」と言う。「じゃあ、行ってくるよ」と言ってチー・イーは家を出る。
ーつづくー
チー・イーが自分の気持ちをリャンリャンに伝えられてよかった!!
でも「俺の答えは“リャンリャンだけ”」とチー・イーが言った時のジャーユの様子が分からなくて残念だったかな…。
ケイトはアレックスの起業を反対しているわけではなかったのねΣ(=゚ω゚=;)
その誤解が解けて、早く前のように仲のいい2人に戻ってほしい!!
チー・イー母がチー・イー父を許せる日も近そう。
ジャーユがハサミを手に持って玄関に向かった時は「何をするのー!?(0д0‖)」と思ったけど、リャンリャンにはかなわないよね(≧▽≦)
残りあと2話、というところでお休みなんですねー(;_;)
次回は8月7日放送。
続きが早く見たーーーい!!
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リャンリャンが、自分は小さな太陽になると、チー・イーに言っていましたが、本当にリャンリャンは明るくて温かくて。
いつもいつもそんな風にいられるって、なかなかできないなーと思いました。
チー・イーの今までのどっちつかずな所が「?」だったけど、ようやく「リャンリャンだけ」って言ってくれましたね。
チー・イー母も、リャンリャンのことがかなり分かってきたのか友好的な雰囲気で、それも良かったですね。
10分でシャワーと歯磨き済ませて来いと言って、後で笑っていたりとか(≧▽≦)
チー・イー家族ももうすぐひとつになれそうだし。
ジャーユがハサミを持って何をするつもりか、私もドキドキしてましたが、リャンリャンのほうが一枚上手でした。
トマトスープでジャーユの心がほぐれるといいですね。
来週はお休みですか。早く見たいですー。
チー・イー母とリャンリャンは、出会った頃と相変わらずの関係だけど、温かさや思いやりが加わってますね。
息子より彼女の方にポンポンと何でも言えるっていいですね。
誰が訪れてもドアを開けなかったジャーユ。ハサミ片手
に出て行って、私もどうなるかと思えば・・・
リャンリャン、うらやましいくらいの天然としか思えない性格の良さ。こりゃ、負けますよね。
あまりに良い子チャンすぎて、私も絶対にリャンリャンのようにはなれないなぁ~と少し引き気味に見てましたが、ここまでくるとあっぱれです。
やっぱり性格の良さは大事ですね。
落ち込んでもふさぎ込まない、自分より相手優先に考える・・・少しは見習わなきゃと思いました。
何度かリアタイアしかけたけど、そう思うと、私的に結構奥深いドラマでした。
最終回のようなコメントになっちゃった!
亮亮は本当にすごいことを自然にできますよね。
嘉愉の癒しもあんな風にできて。。。
ハサミは驚きましたけれど、さすが亮亮でした。
齋翼ともいい関係ですし、
齋翼ファミリーもなんだかいい方向ですし、
後数羽になったのが本当に残念です。