「恐怖の初夜」
鳳凰の刺繍をしろと言われた葉昭(ようしょうは)途方に暮れる。そんな葉昭の部屋に入ってくる胡青(こせい/狐狸)。
葉昭が胡青の隠し持っていた箱に気づく。取り合ううちにその箱が宙に舞い、紙吹雪と共に婚礼衣装が落ちて来る。胡青は婚礼衣装を手に取り、衣の上から葉昭に着せてしまう。
わざわざ届けてくれた胡青に、葉昭は上等の酒“女児紅”を婚礼衣装を着たまま振る舞う。
「その…例の南平郡王だが、これを着た私を気にいるかな?」と照れながら葉昭が聞く。胡青は「私なら天にも昇る気持ちです」と答える。嬉しい葉昭は慣れないからと脱いだ婚礼衣装を丸めてしまう。それを取り「もうすぐ嫁ぐと言うのに、衣も畳めないなんて先が思いやられます」と言いながら胡青が畳む。「そのうち覚える」と言う葉昭。
胡青は「花嫁衣装も届けたし、伝えるべきことも伝えました。これで私の役目も終わりです」と寂しそうに言うと立ち上がる。呼び止めた葉昭は、胡青を抱きしめ「ありがとう」と礼を言う。
酒を飲みながら屋敷に戻って来た胡青。
酔った胡青は庭に倒れこむ。
婚礼の日。屋敷の前で、浮かない顔をしながら一行を待っていた趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。兄・趙玉闕(ちょうぎょくけつ)から窘められるが、玉瑾は「従順な妻を持つ兄上に分かるわけないさ」と言い返す。
婚礼がどうしても嫌な玉瑾は、厠へ行くふりをしてその場を離れる。
輿の上から屋敷の前で趙玉闕と小夏子(しょうかし)がもめているのを見た葉昭。葉昭は秋水(しゅうすい)と秋華(しゅうか)に「様子が変だ。周囲を探れ」と命じる。
玉瑾は張珪たち悪友と側室の手を借りて屋敷から逃げようとする。しかし手はずが悪く、塀を乗り越えたところで秋水と秋華に捕まり、連れ戻されてしまう。
婚礼が始まる。葉昭と玉瑾の前に立つ皇帝・仁宗(じんそう)。
葉昭の祖父・鎮国公(ちんこくこう)から「“孫嫁”よ。早いところ子を産め」と言われた玉瑾は、婚姻を辞退する、と言い出す。しかし「この者の首をはねよ」と仁宗が命じ、泣きながら母・趙太妃から「婚姻に応じると答えなさい」と頼まれ、渋々、玉瑾は応じることにする。
秋水と秋華に見張られながら、葉昭の待つ寝所へ向かった玉瑾。部屋に入った玉瑾は、武器だらけになった寝室を見て驚く。
寝台に座っていた葉昭は、自分の隣を手でポンポンと叩く。葉昭の元まで歩いて行き「生き閻魔、よく聞け。花嫁だから女になれたと思うな。そなたなど皇帝が差し向けた駒だ。今夜は別の女のところで寝るからな」と玉瑾は言うと、寝所を出て行ってしまう。
側室の部屋に向かった玉瑾だったが、生き閻魔の葉昭を怖がる側室から追い出されてしまう。仕方なく玉瑾は書斎へ。
秋水と秋華は玉瑾が書斎で眠っていることを葉昭に報告する。そして玉瑾をさらいに行こうとする秋水と秋華。しかし葉昭は「もういい」と止める。それでも秋水が茶に媚薬を入れて連れてくれば床入り完了だと話すが「相手は敵兵ではないぞ。陛下から授かった夫だ。枕と布団を持って書斎へ持っていってやれ」と言う葉昭。郡王(玉瑾)の好きなようにさせろと。
秋水と秋華は枕と布団を持って書斎へ行くと、寝ていた玉瑾に投げつける。目を覚ました玉瑾に「犬か猫が主人に怒られ隠れていると思いきや、郡王は寝所に入らず書斎にいましたか」と嫌味を言う秋水。「私の勝手だ」と玉瑾が言い返すと、秋水は「郡王が風邪を引かぬよう、大将軍が届けさせた」と言う。さらに「少しはありがたみを知るのだな。縛って寝床まで連れて行くぞ」と言う秋華。秋水が指を鳴らしているところに、葉昭が入ってくる。
葉昭は秋水と秋華に「出ていろ」と言い、2人はその場を後にする。
ーつづくー
胡青が悲しそうで…(;д;)
本当は婚礼衣装なんて届けたくなかったよね。
それにしても…胡青の婚礼衣装の着せ方がすごい(๑>◡<๑)
もう、梯子で大爆笑!!
ちっこすぎもいいとこ(≧▽≦)
あと、秋水と秋華に見つかって、玉瑾が「かかれ」と言ったら「よし」って後ろに下がっちゃう仲間たちにも大爆笑(*´艸`*)
どっちも思い出しただけで笑っちゃう。
望まない結婚をしなくてはいけない玉瑾も気の毒だとは思う(;´д`)ノ
秋水と秋華が脅せば、余計、嫌がるような気がする。
そして結婚するのを楽しみにしていた(?)葉昭も、これだけ玉瑾に拒否されたらショックだよね。
こっちも、かわいそうヾ(・ω・`;)ノ
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#ション・イールン #マー・スーチュン #将軍在上 #あらすじ
狐狸があまりにも切なすぎて。。。
男子としてすべてを備えているのに、運命に贖えないですよね。。。
酒におぼれるところが儘ならない状況に耐える十三爺を思い出しました。
その一方で、玉瑾フレンズが面白すぎますよね。
梯子の件といい、一歩下がるも!
そして、生き閻魔という噂に基づく妄想が凄すぎますね。
いつの時代も、真実を確かめることもなく、噂に踊らされる人は多いものですが、
“大の男”なら、自分の目で確かめてほしいものです。
2人っきりになって、どうなるのでしょう?
続きが気になります!
とうとう結婚式!お互いの顔を知らないままなんですね。
のら友達って、意味がわからないかったけど、この仲間たちなんですね!確かに周りからみたら離れてほしいのかも!でもおかしすぎ…あの、梯子をとりだして、ちっちゃすぎ!ドールハウス用サイズでお腹かかえて笑っちゃいました。。
玉瑾は、趣味が女性っぽいだけでなくて、性格もそうなんですね!逃げちゃうし、おしゃべり?だし? なのに三人も側室がいるのは、飽きっぽいのかな、、
楽しいです