小石川植物園は、住所では白山3丁目にあります。江戸時代は白山御殿といわれ、五代将軍綱吉の下屋敷があったところです。その後、小石川御薬園となり、八代将軍吉宗の時に池もすべて薬園添地となりました。山本周五郎の「赤ひげ診療誦?」では、この薬園の中にできた施薬院と呼ばれた病院で赤ひげこと新出法定が医長として描かれています。明治維新では植物園だけとなり、明治10年に東京大学の付属植物園となりました。面積16万平方メートル、樹木が3000種類、草木が1000種類ほど植えられているそうです。世界各国の植物が植えられているようです。園内には日本庭園があり国の重要文化財になっています。機会があったら是非見学してください。
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