今日は、午前中は雨で、午後から大変いい天気になりました。後楽園にある小石川後楽園では、枝垂れ桜が咲き始めました。公園に入園するお客で、外国の人が目立ちました。インド系、中国系、白人系と様々な国々の方が、日本を代表する庭園、小石川後楽園を楽しんでいました。
浅草の浅草寺は去年ご開帳があり、落慶50周年を迎えた。浅草神社の発祥は三人の漁民が三社権現としてまつられている。「いい漁があって三人玉の輿」という句もあり、推古36年に隅田川で漁をしていた檜熊浜成と武成が一寸八分の観音像を引き上げ、それを見ていた真仲知(まつち)が観音像を奉祀し、生涯拝礼・供養につとめた。以後「三社権現社」として厚い信仰を得るようになった。この観音像を引き上げたのが3月18日であった。江戸時代は3月18日を浅草三社権現祭りとして盛大に祝ったが、現在は5月に「三社祭り」として行われている。
川柳「五六日雛におされる花の山」二月から三月いっぱいまで、元禄時代の江戸の人々は花見に浮かれていましたが、三月三日の雛祭りに近づくとその準備でいったん花見はお休みとなります。江戸後期には雛壇を配置するようになり、江戸の狭い屋敷でも雛祭りを楽しめるように江戸の人たちは工夫したと言うことです。