湖坊諒平っていうブログ

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国税専門官になろう vol.8

2020-03-06 21:04:53 | 国税専門官

国税専門官を目指して  ~教養試験はこう攻略する~

 

 みなさんこんにちは。今日は国税局の採用試験における教養試験の攻略法についてお話します。教養試験は専門に比べて配点は低いですが、侮れません。ただ、範囲も広すぎますし、まともにインプットしていたらいくら時間があっても足りないので、アウトプットのみの勉強を受験する年の年明けぐらいからでも遅くはないと思います。それまでは専門の方をしっかりお願いします。専門試験の方が現在では配点がやや高いそうなのです。

 数的処理・文章理解・一般教養。どれも問題集をよく解いてしっかり見直しをするだけです。あと、大切なのは早く解くことです。特に数的処理・文章理解はスピードが肝心です。このとにかく早く解く、というところが専門試験との違いです。他の公務員試験や民間の就職試験でもこうした科目はあるので皆さんもきっとおなじみだと思います。逆に専門試験ならまだ時間に余裕ありますよね。専門はじっくり考えて解いてください。

 やや試験そのものの解説となりますが、そもそも数的処理は中学校程度の数学です。中学校でもやや難しめ、私立中学受験の算数の範囲といってもいいかもしれません。中学校って難しいことやっているんですね。(あるいは我々やって来たんですね。)そんな訳で慣れない方は中学の問題集から始められてもいいかもしれません。なるべく練習問題を解いて慣れていってください。

 文章理解は英語・現代文・古文です。これらも決してやさしくないのですが、こうした問題に慣れればある程度はわかってくると思います。問題にあたってください。

 一般教養は人文・社会・自然です。高校でいう理科(物理・化学・生物・地学)や数学、社会(世界史・日本史・地理・政治経済)その他です。ご自身の得意なものを選んで解答していただくのは当然として、対策の立てやすいものに絞ってお願いします。あくまでもどんどん問題を解いて慣れてください。もし高校・大学の本やノートが残っていればまた使えます。勉強した内容を思い出すと思います。

 筆者は思うのですが、Aの問題集を使って勉強して、次にBの問題集を使って勉強した時に同じ内容の事柄が出てきたらいっそう理解が深まるということです。これは教養・専門どちらについても言えます。教養試験は小中高大と一通りやったことばかりなので慣れること前提に時間をかけ過ぎずに対策を立ててください。


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