蒔いた種から発芽した、ニチニチソウの苗達です。
種は大きめで、パっと見、ゴキさんの糞のようでもありますが…。
親株は、プラ鉢にワイヤープランツ、ムスカリと共に、元々は白い宿根ネメシアを植えていたのですが、株がどんどん弱って来て、切り戻しても花をつけなくなって行き、夏を前に、薄紫色の花を咲かせるニチニチソウを選び、植え替えたもの。
このニチニチソウが、よく種の鞘を付けるので、花殻摘みの間に発見しては取り除くようにしていました。
土の上に落ちていたものも拾い集めて、土だけ入ったビニールポットにパラパラ落とし、しっかり上から土を被せ、水を切らさず放置していました。
約1週間程で発芽し、小さな双葉が次々出て来て、すくすくと成長。現在に至ります。
全部で5株分あったのですが、1株分は、オレンジの花を咲かせる、昨年夏の生まれ変わりが植わった鉢の空きスペースに定植しました。
さて、どんな風に育ってくれますでしょうか。
まだこちらで紹介していない(今日、写真を撮ろうとしたら、カラカラに土が乾いて、株全体がぐったりしていた)3色植えのペチュニアがありまして、
花殻摘みをしている時に、種が出来ているのを発見しました。
以前も種を取っていましたが、中々それを蒔いてみる機会が無く、今回は一つまみだけ、試しに蒔いてみることにしました。
挿し芽・種まきの土なんてものがある事は知っていますし、その代わりに使える土材料が在るにはあるのですが、やっぱり出してくるのが面倒くさいわけです。
そこで活用するのが、ミニ盆栽用の掌サイズの鉢に、再生土を入れただけの床。
一つまみのペチュニア種をパラっと蒔いて、土が乾かない様に腰水に当てた状態を保ち、様子を見ていたら、2〜3の発芽がありました。
しかし、給水のタイミングが合わずに消滅してしまい、育ってくれたのは、写真の1株だけでした。
(本葉が6枚位に育った時点で、写真のビニールポットに植え替えて現在に至ります)
葉がぐにゃっと曲がっているのが気になります。
親株でも、花びらが振り返ったように咲く花が少しあったので、その性質を受け継いだのかも知れません。
もう少し大きくなると、花の蕾も見えてくるはず。
多分、濃いピンク色の花が咲くと思います。
こちら関西は温暖なので、今から育成しても、冬も乗り越えて、多年草的に来年も花を咲かせてくれるんじゃないかな。
シオシオでぐったりの親株は、シャキーン!と復活してくれたら、後日紹介します。