宇都宮ブリッツェンのシーズンエンドパーティーに参加。
昨日は那須ブラーゼンのシーズンエンドパーティーがあったが、例年ブリッツェンとブラーゼンは連日開催なので慣れている。慣れなかったのは、宇都宮市は新型コロナの感染者数が増加傾向にある中で開催されることだ。受け付けスタッフのハンパない緊張感が私にも伝わってきた。
那須ブラーゼン同様、選手とのふれあいはNG。さらにパーティーは飲食がNGという徹底ぶり。イベント時間が夕食時であるにも関わらず、食事の提供がないのだ。このため、事前に軽く食事をして参加した。
イベントは主に選手のサイン会だった。
来場者プレゼントの中にあった白紙のサインブックを手に、イベントスペースの両脇に座る選手達にサインを求め、距離を保って並ぶ。
これまでにない、サイン会形式。
コロナ禍のイベント開催だけでもありがたいのに、
アクリルプレートを通して、一対一で会話できるようにしてくださったのだ。
今年は選手と会う機会がほとんどなかったため、これは非常に良かった。
たくさん話したいことがあるのに、いざ選手を目の前にすると何も言葉が出てこなかったのは、私個人の問題だ。
限られた時間の中でコミュニケーションするファンの皆さんを、少し離れた場所から撮影しては、喜びをおすそ分けしてもらっていた。
アクリルプレート越しだが譲選手もファンとのふれあいに笑顔で応えていた。
譲選手は今年で退団。
ベテランらしく、走りで応える寡黙な選手だ。(話す時は話すらしい)
真面目で、献身的なアシストでいつもチームを支えてきた。
そんな譲選手を手放してしまう運営に、正直腹が立っていた。
増田選手のオリンピック出場を賭けたスペインでのレースの挑戦あたりから、運営と選手の間に不穏な空気が流れていた(と、私は感じた)
はっきりしたのは、来年の契約金が本人希望額に対して届かなかったこと。宇都宮ブリッツェンで引退したいと考えていた譲選手が、どうしても離れざるを得ない状況になってしまったことには、今でも腹が立っているが、本人が一番悔しいのだ。譲選手の涙を初めて見た。
どうか来年も良いレースが見られますように。
他チームへ行っても譲選手の活躍を願い、心から応援しよう。
<追記>
いつものようにGoogle Photoアルバムを作成。