

★橋の下のアルカディア → 橋の下なのに、アルカディア。
でも、イメージとしては、橋の下というよりも、大きな下水路のなかという感じ。
最初は、ユゴーの『レ・ミゼラブル』の終盤、下水道のシーンを思い出してしまった。
でも、下水道→異界への出入り口という意味では、案外「アルカディア」への道に繋がるものなのかもしれない。
★「捨てる」って、たくさん意味があったんですねー。
す・てる【捨てる/▽棄てる】[動タ下一][文]す・つ[タ下二]
1 不用のものとして、手元から放す。ほうる。投棄する。「ごみを―・てる」「武器を―・てて投降する」⇔拾う。
2 今までの関係を絶って、そのままかまわないでおく。見捨てる。「妻子を―・てる」
3 かかわりのないものとして、ほうっておく。放置する。見過ごす。「―・てておけない緊急事態」「カーブを―・ててストレートに的を絞って打つ」
4 持ち続けてきた思いなどをなくす。熱意や関心などがさめてしまう。あきらめて手を引く。「希望を―・てる」「最後まで勝負を―・てない」
5 俗世間を離れる。「世を―・てて山にこもる」
6 かけがえのないものを犠牲にしてもかまわないほどの意気込みで、何かを行う。「一命を―・てる覚悟で困難に当たる」
7 乗り物を降りて、さらに先へ行く。「タクシーを―・てて歩く」
8 (動詞の連用形、または、動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて)…してしまう、…してほうっておくの意を表す。「言い―・てる」「切って―・てる」
goo辞書(http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/118993/m0u/)より
★零戦が登場したラストシーン
おそらく過去のいろんな流れ(男性の血筋、人柱のころの話など)を踏まえて、零戦が登場しているのは分かる。
(何よりもこの零戦が登場したのが今回、本当に驚いた!)
零戦に乗る人、というのもあったせいか、石田さん(配役名忘れた)の服装が、軍服のイメージに見えてしまったけれど、
よくよく考えてみれば、現代の自然災害等が発生したときに、救助に向かうのは「自衛隊」。
その「自衛隊」は、実は、創設60年。
零戦のときは、集団が個を捨てていた? 個が集団を捨てる(=集団に帰属する?)とき=自衛隊からの救助?
1.4. サンデーモーニングを見てから。
そうか、群衆心理の話なんかも、一理つながる?
集団から捨てられた個 → 前に書いたのと、イメージは同じ。
個から捨てられた集団 → 集団の中で、個を維持できるか。個を維持してもおかしいと思われない社会。
なるほどなー。歌川国芳の絵なんかも、象徴している。ってか、国芳って絵のセンスが凄いね。
本当に未来人だったのかしらん。

参考URL 人がたまって人になる
ちなみに、歌川国芳さんも、大の猫好き。
★一夜草・・・スミレの別名なんだとか。スミレの花言葉も、いろいろありますね。スミレの花の色の違いで様々です。

ということで、いつも通り、まとまっておりませんが。思いついたら、また書いていこうと思います。
いやー、それにしても、いろいろ考えられて面白い演劇だ!