最寄のブックオフで、何とまあ300円という高値で売られていたものを購入。
以前、読んだ歌詞集のようなものと違い、最初から最後まで中島みゆきのエッセイという感じで、読みやすく面白い。
「たっちゃん」という女性の話だったり、ウィズ・ベイビー、ウィズアウト・ベイビーの話、そして恐らく冷戦の頃のロシア(東欧)?に行ったときの話など、興味深いものばかり。特に「元気です」のテレサの話なんかは、そのまま世界史で現代史をやるときなんかの資料にすることができそう! こんなにも文化が違った時代があったんだ! と知るための貴重な文章だと思うばかり。
(図書案内)
・中島みゆき『泣かないで・女歌』新潮文庫、1990年.