シスレーという画家については、あまり詳しく知らなかった。空の絵が素晴らしい印象はあったけれど。
講演会の申し込みで、当選していたこともあり、講演会を聞きに行くがてら、久しぶりの練馬区立美術館へ。
適度な作品数、そして、適度な観客。大きな展覧会ではなかったけれども、のんびりまったりと鑑賞できました。
たまに、電車の走る音が聞こえてくるのも面白い。(すぐ隣に西武線が走っているのです)
講演会の内容は、近代的な河川工学が、印象派にどのような影響を与えたのか、ということ。
なるほど、そういう見方で絵画を見るというのも面白いものです。また、河川工学から歴史を考えることもできそうだ。
というか、こういう形の展覧会、最近、増えている気がします。
オーストラリアに行ったときも、たまたま行った展覧会で川の近代化の観点から絵を見る展覧会が開かれていました。
・・・さて。
そのうちグローバル・ヒストリーのようなものでも扱われそうな気がする。