Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

「書聖 王羲之」展

2013年02月06日 | 日々雑感

 

 国立博物館の、東洋館がリニューアル・オープンしたのを知り、それを見に上野へ行きましたが……。
 チケット売り場で、人が少ないなー、と勝手に判断した管理人。
 これなら、特別展も見れるかなー? と判断し、急きょ予定変更。
 王羲之展→東洋館→法隆寺館、というルートをとろうとしたのですが……。

 平成館(特別展会場)の入り口まではよかった。中に入った途端に、いきなりの大混雑。
 もう、参りました。

 平成館の展覧会は、以前も何回かきてはいますが、やっぱりあそこは疲れるw

 でも、中国書道史の歴史を流れてみるような感じだったので、個人的には1時間ぐらいのサラッとした見学でしたけど満足。
 あの混雑に巻き込まれていたら、いったい、何時間かかったことでしょう……。
 図録も買う予定なかったんですが、今回は買ってしまいました。

 1Fで土偶や埴輪の展示にウキウキしながら、ぷらぷらと博物館内の敷地を散策。
 知ってました? ジェンナーの銅像が立っていたんですねw

 そのあと、東洋館→法隆寺館へ。

 東洋館、スゴイ! 写真撮れるし(撮れないものもあります)、アジアの美術史を概観できる!
 2時間ぐらいいたかもw 唐三彩があったり、青磁があったり(思ったほど青くないんですね~)、ガンダーラ美術の穏やかな微笑みであったり、クメール美術の平静な空間であったり。インドの細密画、パンジャーブ地方の織物などなど。銅鼓も3つあった! 中国の署はもちろん、山水画(杜甫の絵、有名な奴だね)もあったり、かと思えば鬲・鼎のような青銅器もあったり……。

 
 国立博物館の活動は、素晴らしい! と勝手にえらそうにも思ってしまいました。
 展示館内でカメラに×マークのところは写真撮影禁止です。守りましょう!

 もう、すごい!
 こっちが人少ないのは、何とも残念です。

 法隆寺館だって!
 あの仏像の展示方法とか、すごい! 写真撮れるみたいですが、私がいったとき写生している年配の方がいらしたので、邪魔しちゃいけないと思い遠慮しましたが、あの並び方は、まるで映画のなかにでてくる宝物庫みたいな感じ! ひとりワクワクしておりましたとさ。

 漆胡瓶だけでも見る価値あるかも。

 ということで、上野の国立博物館の価値を再認識しました! ミュージアムショップの書店も、なかなか品ぞろえがよかったし。感動!

 次は、国立新美術館の、この展覧会に注目。

 

 混雑必至だなー


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