智’s Eyes

歌い手・ナガオカ智のブログ
自分の目で見て・耳で聞いて感じた事を、徒然なるままに!

エンターテイナーの悪癖

2007年03月19日 18時07分18秒 | Weblog
それは誰かに何らかの感情を抱かせようと、さまざまな「仕掛け」を考える。
今回のターゲットは、まいまい・あつこ・あんず(いずれもハンドルネーム)の3人。
ミッションは「引きコン」で3人を感動で泣かせることである。
施行日は3月17日。

「引きコン」とは後輩が先輩を送り出す「追いコン」の反対で、先に卒業した先輩が、後輩を社会に引き出すお祝いの飲みかいである。
今年の卒業生以降の後輩はあまりよく知らない。なので私にとっても最後の引きコン。
飲み会のセッティング、プレゼント、色紙の準備が今までのお決まり。
でもいつも通りでは面白くないなぁと思い、みんなの特技や仕事を活かして何かできないだろうか?と言うことで、「新聞」というフォーマットでメッセージ色紙の代わりの物をつくって見ようと言うことに。
私自身大学でマスコミを学んでいたこと、後輩に広告会社に勤めてるコがいるということでチャレンジした。こうすることで、就職で上京したコたちが、色紙を手書きしなきゃならない手間が省けるとも考えた。
紙面の内容は、思い出やメッセージ、そして私たちの会社の広告(既存のものではなく、その新聞用に作ったオリジナル広告)、新聞に付き物のテレビ欄は、なんと私たちのスケジュールが書いてあるのだ。社会人の一日はこんなもんだよってのを紹介するのが目的。
私がまとめ役で、でも進めるのが遅くて企画倒れ?とも思われたが、なんとかみんなで協力して完成し渡すことができた。
飲み会のしめ直前に渡したが、もらった3人は、とりあえずびっくり。読みながらうるうるしてるコもいたり。
そしてずっと面倒見てくださってた、ゲストの元職員さんの言葉で、まあ泣くこと泣くこと。私は思わず「ふふっ」と笑った。
ミッション達成の瞬間だ。

まあ卒業したからと言って関係が変わるわけでもなんでもないんだけど、とりあえずは節目ってことでやってみました。
ただエンタメに関わる仕事をしている私にとって、人間の感情を左右させることはとても大切である。人々が何を考え、何を求め、そこに何をどういう形で投下するか?世の中の要求にうまく投下できたときに「ヒット」は生まれる。今回は後輩3人の為だったが、ターゲットをもっと大きくしてこそ、真のエンターテイナー。

あれ?でもこの話、元職員さんの話で泣いてることになってる。ゲストを呼んだのは主賓のまいまい・・・。あれ?泣かしてないなぁ、私(笑)まだまだ先は長いらしい。
でも来週は友達の結婚式でスピーチせなあかん(笑)


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