未来へ/梅ヶ渕不動堂保存会 公式ブログ

梅ヶ渕不動堂の歴史や解説、ボランティア活動やイベント情報を、ゆる〜く書いていきます。ご気軽に、お立ち寄りください。

梅ヶ渕不動堂にクリスマスツリー出現!?

2016-11-02 20:06:52 | 梅ヶ渕不動堂保存会の活動


11月2日快晴!

ハロウィンが終わり、もう11月ですね。
南国、鹿児島も肌寒くなってまいりました。

今日も梅ヶ渕不動堂の鯉のエサやりに来ました。
参道を少し登ると実葛(サネカズラ)の実が赤く熟しています。




大きく育った棕櫚(シュロ)の木に実葛が巻きついて、たくさん実がついています。





この青い実が赤く熟すと、クリスマスの飾りつけみたいだろうなぁ〜(笑)などと思いつつ、しばし実葛の実を眺める。



実葛は別名、美男葛(ビナンカズラ)と呼ばれます。枝から粘液性のある物質が取れ、整髪料にしたとか。鬢付け油の代用品だったそうで主に、お侍の頭を整えるために使われたそうです。

薩摩の美男藩士たちも愛用したのだろうか?

ここ梅ヶ渕不動堂は幕末の薩摩藩士で、薩摩軍船、胡蝶丸の艦長を務めた有川矢九郎の別邸があった事でも知られています。有川矢九郎に会いに度々、西郷隆盛が梅ヶ渕不動堂を訪れています。

西郷隆盛の正妻、絲子(イトコ)を縁組みしたのは有川矢九郎であったこともあり、親しい間柄だったようです。

話が脱線してしまいました。有川矢九郎の、お話は、また別の機会に。

これから年末にかけ、棕櫚の木と美男葛を眺める楽しみが増えました。



さあ、鯉のランチの時間です。





年末にかけて梅ヶ渕不動堂の大掃除が、いよいよ忙しくなってきます。大変です〜!

その前に、お仕事。お仕事。(笑)