ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

終末

2020年05月14日 | 仕事

 今日も在宅勤務。
 いつまでこんな日が続くのでしょう?
 このままでは仕事が回りません。
 来るな、でも仕事は回せでは、どうにもなりません。

 日本中のサラリーマンがこんな目に会っているのでしょうね。
 それでもまだ、サラリーマンはマシです。

 飲食店や観光業などは、完全に干上がっているようです。
 我が家は駅に近いので、飲食店が多くありますが、ほとんどはランチの宅配か、持ち帰りだけでしのいでいます。
 営業しているのは、老舗の蕎麦屋だけ。

 経済的には日本沈没みたいになっています。
 いや、地球破滅でしょうか。

 世界が終末を迎える、あるいは最終戦争が勃発するという考えには、奇妙なことに、人を浮かれさせる要素があるように思います。
 石原莞爾 が大真面目に描いた「世界最終戦争論」なども、どこか浮かれさせます。

 仏教における末法思想とか、キリスト教における善悪の最終戦争を意味するハルマゲドンとか。

 漫画や小説でもこの世の終わりを描いたものは少なくありません。

 第一次大戦のころ、スペイン風邪というのが流行って、なんと全世界で5000万人亡くなったとも1億人が亡くなったとも言われています。
 スペイン風邪と呼ぶのは、第一次大戦下にあって、情報が統制されるなか、中立国であったスペインばかりが報道され、そう呼ばれるようになったとか。

 インフルエンザの一種であったようですが、今、インフルエンザで亡くなる人は稀です。
 新型コロナも、特効薬が開発されて、インフルエンザのような扱いになれば良いのに、と切に願います。

 終末というのは観念の遊びだけにしたいものです。