ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

変化

2024年10月27日 | 散歩・旅行

 私の部署が定員削減の憂き目にあい、そのために業務量が極端に増えて精神的に落ち込んでいることはすでにこのブログで報告したところです。

 このたび、そのために不義理をすることになってしまいました。
 コロナ前、半年に一度会食を楽しんでいた古い女友達二人と来月久しぶりに会う予定だったのですが、気持ちが沈んだままでは会っても楽しくないし、そもそも夜東京まで出かけて行って帰ってくるということがとてつもない難事業に感じられたのです。

 そんな私を元気づけようと、同居人が久しぶりの都内散歩に誘ってくれました。
 朝9過ぎに出発してなるべく早く帰ってこようという計画で、御茶ノ水から神保町、九段下を経て飯田橋から帰るというコースです。
 
 都内散歩というとこれまで車で出かけることを常としていましたが、左目の緑内障の悪化に加えて、憂鬱感、不安感、緊張感が強いため、運転は危険と判断して、電車で出かけました。
 私にとっては大きな、そして屈辱的な変化です。

 御茶ノ水駅に降り立ってみると、私が知っていたそれとは全く異なる新しい駅に生まれ変わっていました。
 なんだか浦島太郎状態です。

 そこから坂を下って神保町へ。
 神保町の目印だった三省堂も建て替え中とのことで、ここでも町の変化に驚かされました。

 神保町では、神田古本まつり及び神保町ブックフェスティバルが開催されていました。

 

 違いはブックフェスティバルでは新刊本を売っているということのようです 。

 大変な賑わいでした。

 珍しいスペイン料理の店でパエリアの昼食を食し、紅茶でくつろいでから九段下の靖国神社を目指しました。
 途中、新装なった九段会館に立ち寄りました。
 ここは東日本大震災の時照明器具が落下して怪我人が出たと記憶しています。
 ここも大きく変化していました。

 そして靖国神社へ。


 週末のせいかそこそこの人出で、七五三の家族連れも散見されました。
 ここだけは何も変わらないかと思っていたら、売店が新しくなっていたり、境内に喫茶店が出来たりしていて、やはり変化を感じさせられました。

 さらには朝鮮総連の横を通って私たちが26年前に式をあげ、宴を催した懐かしい東京大神宮へ。
 ここはあまり変わりません。
 変わらない場所に来ると、なんだかほっとします。

 飯田橋駅前の小さな喫茶店でモンブランと紅茶で一休み。
 そういえばかつては一切甘い物を受け付けなかった私が、近頃口にするようになりました。
 これも変化。

 その後飯田橋駅から帰宅の途につきました。
 12,000歩の大散歩です。
 少し気晴らしになりましたが、落ち込んだ心の基調は変わりません。
 どうにか人を付けてほしいものです。 


この記事についてブログを書く
« 臨時休暇 | トップ | 眼鏡と選挙 »
最新の画像もっと見る

散歩・旅行」カテゴリの最新記事