真実の扉

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看護婦の口癖

2011年01月13日 08時30分37秒 | 宇宙の法則

看護婦の口癖

「愛と恋と恋愛」について記すと言いましたので、今日書きますが、その前に関連した逸話をひとつ。
昨年の12月28日のブログで、「私」と「私たち」について書きましたが、英語圏で「私たち」を強調している人の話です。

自分の殻」の記事のところで紹介した 「こころのチキンスープ」の第4巻。
ガンを超えて生きる」の一節を、短いので全部転載しちゃいます。



第4章 生きる喜び

医学にはあまり滑稽なことはない。
しかし、滑稽なことの中には癒す力がたくさんある。
                 
ジョッシュ・ビリングス


入院していたとき、病院に「私たち」と言うのが口癖の看護婦がいた。
「さあ、私たち、今日のぐあいはどうかしら?」
「さあ、私たち、お風呂に入りましょうね」と、いつもこんな調子だった。
私はほとほとうんざりした。そこで、少しばかりからかってやることにした。
ある日、彼女が検査用のコップをもってきて、採尿してくださいと言った。
彼女が立ち去ってから、私はコップにリンゴジュースを入れた。
やがて戻ってきて、コップの中身を見た彼女は、
「あらま、私たち、今日はちょっと濁っているようねえ」と言った。
私はちょっと見せてとコップを受け取ってふたを取り、
「そうらしい、もう一度身体を通したほうがよさそうだな」と言って中身を飲み干した。
その時の彼女の顔といったら、まさに見物だった。
                   ノーマン・カズンズ


それで「愛と恋と恋愛」についてですが、

基本的なことから言いますと、「恋」は「愛」というより「本能」に近いものです。
なぜならば、恋は原則、異性を愛するように限定した心の動きをします。
私たちの魂は男にも女にも生まれ変わります。
それなのに男に生まれたときに女を愛し、女に生まれたときに男を愛すること、すなわち常に異性に恋をするということは、恋愛とは神が肉体の中にある遺伝子にプログラムしたDNAの作用であることは明白なのです。
魂とは男とか女とかの個性を持たないものです。
民族による性格的な属性もそもそもありません。

たとえば夜行性であるとかないとかは肉体遺伝子が受け継いだ本能としてあります。
また、この遺伝子によって血液型が決まり、血液型はある程度の性格の統計を導きだします。
本能というのは肉体遺伝子が持っていて、心も肉体に宿ります。
そして肉体にある遺伝子は心と密接な関係を持ちます。
それで心は遺伝子の影響を受け、血液型によって性格の傾向ができるのです。

スピリチャルの傾倒した人は、心というと形而上のものであり、肉体とは別途考えるかもしれません。
しかし、心・魂・肉体というくくりでみると、心は魂よりも肉体に近いものです。

「恋」というものは肉体本能としてエロスを伴い、エロスには欲望という執着も伴います。
一方で「愛」は魂の領域で流れています。
魂は男にも女にも生まれ輪廻するので恋愛感情は持ちません。
恋愛感情を生むのは性別という意識を作っている肉体本能です。

心と魂との違いについてここでは説明していないので混乱するかも知れませんが、簡単に言えば魂は神から分かれた御霊で永遠の存在で、心は肉体と一緒に生まれたものです。
心は魂と肉体の中間にあるのではなく、心は肉体にずっと近いものです。
魂は無始からの存在とすれば、心は肉体誕生と同時にできるものです。
現在意識とか顕在意識という意識は心の領域のものです。
犬や猫、猛獣など種々の集合意識と言われるものも心との繋がりが深いのです。


恋と恋愛を無理やり別けるとすると、
恋はエロスの本能で、恋愛は恋(本能)と愛(理性)のせめぎ合いの場です。

そういう意味では恋愛は動物には出来ないと考えます。
この辺は私の推測です。動物には愛がないからです。
動物にあるのはエロスの本能と「好き」という好感感情です。

人間の男女間の恋愛で相克の悲しみやジェラシーからの恨みなどが生じるのは、恋愛においては、愛のエネルギーよりも恋のエロスと執着のエネルギーが強いからです。
動物の場合、雄が雌を奪い合うという現象が種によって生じますが、これも本能の為す現象であり、恋愛感情とは別のものと思います。
現代人の恋愛において恋と愛は対等量ではなく恋のほうがずっと強いのです。
それで失恋による深い悲しみ、相克の苦しみが存在します。
人類が、まだ愛ではなく本能やエゴに意識を左右されているからです。
また後者の意識が強いと当然理性からも離れるので、判断力も鈍るし、相手と繋がらないので恋は盲目となり騙されやすくもなるのです。

そして恋とは愛を学ぶ良い機会でもあるのです。

●愛は自他一体の意識、自分と他人を別けない意識。
天から流れ込むもので本籍は肉体ではありません。
相手の喜びを自分のことのように感じ、相手の苦痛や悲しみを自分のこととして感じる意識。
愛が深い人と浅い人がいますが、愛の浅い人を本来は責めてはいけません。
分かっていてもなかなかできないですが・・ 私もです。
しかし理屈としてはそういうことです。自分の意志で愛を深めることはすぐには出来ないからです。
段階があります。それも地球時間で何億年という転生輪廻の繰り返しで得るものです。

●恋はエロスの本能。
肉体意識と繋がっています。
種々の集合意識とも繋がっているでしょう。

●無理やり3つに別ければ、恋愛はその中間にあり、学びの世界での現象です。
優良星界とも呼ばれるユートピアに向かうに従って愛の割合が増えます。
最終的には全体の中で役割の歯車が滞りなく回り、自由意思が宇宙の意思と一体となるので、自由と自由がぶつからず、失恋もありません。

優良星界人の暮らし」は現代社会人の暮らしとは全く次元を別のものとし、360度の意識変革が必要になります。
愛の心を深め、すべてを共有し、すべてを赦し、愛のエネルギーが星全体を包み、エネルギーの滞るところがありません。

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