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元衆議院議員で作家の田中康夫氏が一昨日のモーニングCROSS(Tokyo MX)に出演してEU特にフランスにおける「脱・効率至上主義、脱・農薬至上主義」について語りました。
EUは2025年までに食品の廃棄量を半分にすると議会で決めています。
またフランスは今年、売れ残り食品の廃棄を禁止する法律をフランスが全会一致で可決したのです。
すべては一人の地方議員の理想から始まった
これによって店舗面積が400平方メートルを越えるスーパーは賞味期限切れなどで販売できなくなった食品を処分することができなくなります。
また売れ残った食品でまだ食べられるものについては慈善団体に寄付するか、家畜の肥料や農業用の堆肥(たいひ)に転用しなければならなくなります。
これは一個売りをしなさい、賞味期限が近づいたら早めに値引きしなさいということになるのだそうです。
日本のコンビニは安売りすると罰則が科せられます。
カロリーベースで日本は食料の60%以上が輸入で食品輸入量の3分の1を廃棄しています。
食料自給率が100%を越えているフランスでは、一人当たりの1年間の食品廃棄量は20-30キロですが、日本人の食品廃棄量は一人当たり60-70キロです。
日本と比べると優等生のフランスですら、こういう善良な法律を作っています。
この番組のYoutubeです。27分過ぎからこの話の内容になります。
https://www.youtube.com/watch?v=4RTcfAuKSsM
もう一つは、ネオニコチノイド系農薬の問題です。
昨日すこし書きましたことですが、今ミツバチが世界的に大減少して1/4減少しています。これは北半球を中心にこのネオニコチノイド系農薬を撒き散らしたからと言われていて、この農薬をヨーロッパは2013年から使用を全面禁止にしました。
しかし日本は何と先日豚の生レバーが不衛生とした厚労省は、今年から使用量を13倍も緩和するというのです。これは厚労省の利権だと思いますが、グーミン化されて病気にされていく日本人には対抗手段はないでしょう。
このネオニコチノイドという農薬にはが混在していて、これは建築基準法でシックハウスになるからと2002年に使用禁止を国交省が決めています。
それを厚生労働省は農薬としてもっと散布していいとするのです。
例えば群馬県の食品安全センターの調べによると、ほうれん草はネオニコチノイド系農薬を従来の13倍に緩和しました。それを2分間茹で、水で10秒洗ってもクロロピリホスは83.6%も残留しているのだそうです。
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ネオニコチノイド系農薬は、根や葉からの吸収がよくて野菜に結構残留するので、使用回数や量も少なくて済みます。
しかし虫を殺す農薬を野菜に噴霧してから問題なのは、ネオニコチノイド系は根と葉から農薬を吸収したあと、天候が雨でも野菜や土壌への残留率が高く、逆に野菜という媒体を通してネオニコチノイド系が人間の体内に入ってしまうことです。ごく一部では使用自粛している場所もありますが、お役人と天下り先である化学会社の利権やTPPの圧力などで、こういった基準緩和をした役所も役所ですが、ますます少食の実践が大事のようですね。