真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

今朝の政治報道(政権交代で)

2009年09月06日 20時01分20秒 | 政治と世界情勢

総選挙で自民党が敗北し、自民党を応援していたマスコミ各社がその後どのように対応するかが気になり、今日の日曜の民放各局のテレビを録画して観てみました。

●先ず日テレの「TheサンデーNEXT」ですが

コメンテイターが麻生支持のタレント弁護士・北村靖男、県政を投げ出そうとした東国丸英夫宮崎県知事、居酒屋「和民」社長・渡辺美樹ですからちょっとコメンテイターが素人で、発言も重みがなかったです。北村弁護士は鳩山民主党代表をかなり嫌いのようで献金偽装を挙げて個人攻撃していました。
全体に鳩山代表のプライベート画像が多く出て、政局を語るものではありませんでした。


●次にフジテレビの「報道2001」は、

出演者は、民主党:野田佳彦幹事長代行、長妻昭政調会長、蓮舫政調副会長
       自民党は石破茂農水相、菅義緯選対副院長

全体として記憶に残る場面はありませんでしたが、菅義緯氏が自民党の失敗は「小泉さんの政策に自民党が付いて来れなかったこと」などと話していました。例えば消費税を上げることなどに弱気だったことを挙げていました。
このひと、なぜ今回自民党が大敗したか判っていないか、まだ国民をミスリードしようとしているのか、どっちでしょう。いずれにしても呆れます。


●TBSの「サンデーモーニング」は、

寺島実郎大宅映子浅井慎平岸井成格中西哲生金子勝氏などが出演しました。
大宅氏をはじめ自民党の立ち直りを望むと言う声があったものの、それは2大政党という視点から、このまま自民がダメになったら民主党の独占になるという意味です。
だから決して自民党にエールを送っているというようではありませんでした。
反・小泉構造改革で一貫していた金子氏などは民主党にエールを送っているように感じました。
本当はユートピアでは2大政党などなく、一本化しているのですが、まぁそれを彼らに言っても理解できないでしょう。
後述するテレ朝の「サンデー・プロジェクト」で、間もなく総理となる民主党の鳩山由紀夫代表と幹事長となる小沢一郎氏との「二重権力構造」とも多少関連しますが、ユートピアで政治を動かしているのは神の意思です。それは決して対立しない一本の意思なのです。

ユートピアの秩序については、
「真実の扉」のホームページ
第三章の「自己確立」に人の体と、第6章の「意識をもったジグソーパズル」を譬えにしてヒントが書かれて 
ありますので、そちらを参考にしてください。

民主党に対して良くない論議では、「二重権力」に言及し、一貫して豪腕小沢氏への不安を煽っていました。

最近、新聞各社が取り上げた8/27掲載のニューヨークタイムスでの反米とも思われる論文を番組が紹介したときは、みな鳩山氏を擁護していました。
これはそもそも月刊誌のVoice」(今年の9月号)に掲載された論文です。

それを産経新聞と毎日新聞はあたかも鳩山代表がニューヨークタイムスに投稿した論文という書き方をしていました。
知らないで書いたなら大馬鹿者で怠慢です。知ってて書いたなら詐欺師です。どちらにしろ記者は記者落第です。

「そのときアメリカにいたが、アメリカは本当は冷静だった」(浅井氏)
「ニューヨークタイムスの記事内容はVoiceのニュアンスと違う」(大宅氏)
「ニューヨークタイムスなどのアングロサクソン系が(鳩山氏を悪く)言っているだけ」(金子氏)

番組ではそれと、天下りの駆け込み人事が多発していたり、民主党の反対する「消費庁」が9月1日に設置され、元内閣府事務次官の内田俊一氏をトップに天下りさせたことなどが放映されました。

大宅氏は、
「国政を見る人(国会議員)が選挙演説で『地元のために頑張る』が当たり前に成っているのはおかしい」と言っていて、
番組全体では、思ったほど民主党政権を否定しませんでした。
まぁ、これだけ国民の支持した政党を否定したら視聴者から何を言われるか解りませんので、当たり前ですが、来年の参議院選挙まで注目
したいものです。


●そして今まで一番悪質だったテレビ朝日の「サンデイプロジェクト」です。

田原総一郎氏の司会で、自民党の石破氏、菅氏(両氏とも前出)、民主党は枝野幸男元政調会長、古川元久衆議院議員が出演しました。

番組の冒頭、田原氏は開口一番こう言いました。
「民主党が(衆議院選で)勝ったのは『小沢一郎』が民主には居たが、自民には居なかった。それだけの違い」
  (小沢氏に対して自民党は細田博之氏が選挙対策委員長で、その役割だった。 確かに格が違う。 人格的にも全然違う)

このひと本当にそう思っているのでしょうか?
『それだけの違い』ということは、もし小沢一郎が自民党に居て、民主党に居なかったら、勝敗は逆転していたということです。
バカも休み休み言って欲しいです。冒頭から呆れました。
これは国民の判断力を軽視し、かなり冒涜した発言です。
本当にそう思ったのでしたら、世の空気を全く読めない人です。

選挙は戦略がすべてではありません。それって民主主義ではありません。
冒頭の次に、民主党圧勝後、幹事長に小沢氏を据えると鳩山代表が発表したことに関して、新聞各紙のトップを一覧にして紹介していました。
各紙見出しの民主党への不安のところのみ下記に書きます。

朝日 : 二重権力論なお残る
毎日 : 党に主導権懸念
読売 : 豪腕、期待と警戒
日経 : 党内結束に不安も
産経 : 豪腕頼み危険な賭け

これを紹介した田原氏は同意を求めてでしょう朝日新聞の星浩編集委員に発言を振りました。
しかし星氏は「新聞は不安を書かないとニュースにならない。自分は心配していません」とハッキリと述べました。
さらに、田原氏の突込みに対しても、
前回16年前の細川氏(細川政権時)は8党会派を束ねた。
今回は政府を意思決定機関とすると言っているので心配ないと繰り返しました。

植草一秀氏が名づけた「悪徳ペンタゴン」グループと繋がる一人である「インサイダー」編集長の高野孟も、幹事長は小沢氏がいいと言いました。
「役割分担を二重構造というのはレベルが低い」とも。(時にはまともなことも言えるではないか)

二重権力(構造)とは大将が2人いるということですが、もしも小沢氏を幹事長にしないでいたら、それこそ鳩山氏は小沢氏に操られているということでマスコミバッシングを受けます。
それを避けるためにも、小沢氏を要職に就けたことは自然のことです。
それに民主党では小沢さん、鳩山さん、菅さんのチームワークがとても良いように感じますので、下手な心配をしないで欲しいです。
 小沢氏については悪く言う人も多くいますが、私は党首級の実力者で国と国民の幸せを本当に願っているのは彼ぐらいしかいないと10年ぐらい前から思っていました。

 衆議院事務局に勤め後に自民党参議院議員となり、30年以上に亙って小沢氏と交流を持つ評論家の平野貞夫氏は、2005年の文芸春秋5月号にこう記しています。

【自民党がどうしようもなく国民から信頼を失った時、必ず小沢一郎に関心が集中する。とたんに守旧派のマスメディアや評論家から人格攻撃が始まる。その繰り返しが、四十七歳で小沢一郎が自民党幹事長に就任して以来続いている。叩かれ打たれて十六年間、天命は国家の存亡に備えて小沢一郎に試練を与えてきたのだと思う(後略)】(虚像に囚われた政治家・小沢一郎の真実、講談社より)。

これは2005年に記されていますので小泉純一郎が首相の時で、自民党の今の混乱が起きる前です。このころ既に「週刊現代」は小沢一郎氏の人格や資金について攻撃を始めていました。
また現在は多くのマスコミが同じように小沢氏の政治生命を転覆させようと躍起になっています。

それにしても自民党の菅氏は、サンデイプロジェクトでは、次の総裁は「改革」の意志をしっかりと持った人になってほしいと言いました。
まったく国民の意思表示が分かっていないのだと思いました。
彼ら悪徳ペンタゴンはいったいアメリカから幾ら貰っているのでしょう。
それとも郵政民営化が為されなかったら返金なんで判断が頑ななのでしょうか?

概して民主党を否定する番組はありませんでしたが、自民党が敗れたことの原因についてはほとんど言及していません。
それは自民党を否定せざるを得ないからです。
だから、まだまだマスコミは国民を騙す意図を捨てていないということです。
気をつけましょう。


●民放の番組は全部録画して観ましたが、悪質なNHKの『日曜討論は時間帯のダブりなどで録画しませんでした。
日テレのくだらない番組を観なければ観れたのに悔しい。
でも、ここに詳しく書かれていました。参照してください。


イラク戦争に反対し、「勇退」を迫られた元外務官僚、天木直人の
ブログには「(政府による)『無駄遣いをやめさせる』ではなく、『税の泥棒を許さない』である」とありますが、正にその通りです。
民主党の考えには、私は選挙権を外国人にも与えるとか、(一部)高速道路無料化とか反対の部分も多々ありますが、税の泥棒が終焉するのは間違いないと思いますので、頑張って欲しいです。


思うところがあったら Clickしてね。。。
 

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2 コメント

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民主党とルシファーの目 (TK)
2009-09-08 11:34:25
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/3bf950bbe2d64026f91df110962a903d

民主党には確かに、外国人参政権問題や人権擁護法案などのとても賛成できない主義主張がありますが、なってしまった以上は日本人のために働いて欲しいと願います。

しかしイルミナティは霊的な攻撃というか、シンボリック(霊的言葉)を利用しているのかわかりませんが、民主党ビルの後ろにはピラミッドにルシファーの目が書かれた大きいPENTAXの看板が監視するように掲げられています。

これは偶然ではないですよね
永田町を通ったときに自分の目でもこの不気味なPENTAXの看板を見てきました

三次元空間でないところでの戦いがこんなところに現れているのですね
返信する
TKさん (とびら)
2009-09-08 20:26:40
TKさん、いつも知らないこと教えていただき有難うございます。
外国人参政権問題や人権擁護法案など確かに民主党は信用できない面もあります。
いろいろな考え方があるというには程遠い認識と思われるものがあり、時間があれば少し整理しようと思っていたところでした。
{イルミナティの目}これはちょっと心配ですね。
またお寄りください。
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