マスコミは全く知りませんが、プーチンの来日の目的は天皇陛下に会うことでした。
だから初めから北方四島を返すつもりなど毛頭ありません。
プーチン大統領は毎年、天皇陛下の誕生日には祝電を打ちます。尊敬して止みません。
一昨年の祝電では、具体的な二国間の関係改善を望むと述べ、さらに、
「来る2014年が天皇陛下にとって良き年でありますようお祈り申し上げます」「陛下のご健康ご多幸と共に親愛なる日本国民の祝福、繁栄を念じてやみません」
昨年の祝電では、
「日ロ関係の発展がアジア太平洋地域の安全や安定に貢献する」「日本とロシアでのあらゆる分野での友好関係の発展や、利益となる協力に関心を持っている」「日本とロシアの二国間関係の発展は、両国民の利益になるだけでなく、アジア太平洋地域の発展や安定に貢献する」とのべました。
世界のトップや要人は、地球における天皇の意味（KING'S KING）をよく知っているのです。
今回の来日では、アメリカのオバマ大統領にプーチン大統領を天皇陛下に合わせるなと阻まれました。
オバマ大統領は日ロ会談自体に反対しましたが、安倍総理は解散総選挙を有利にするためにオバマ大統領のいうことを聞かなかった。
それで天皇陛下との接見までも許したら不味いわけです。
土曜日に来た患者さんが言っていましたが、プーチン大統領を日本に呼ぶのにロシアに4兆円払ったそうです。
私のところには「払うと約束したが、財務省にそんな金ないと断られた」という情報が入っています。
金額ももっと多かったです。
日ロ会談ではマスコミはとても甘い発言が多いと思いました。
鈴木宗男氏も今が二島返還のチャンスとか、安倍総理はよくやっているとか、私からするとちょっとずっこけ気味です。
どうもこれは、安倍総理が鈴木宗男に今回の会談をうまく進めるために何度も相談していたようです。
それで浮かれて鈴木宗男は判断ミスしているようです。
16日のプーチン大統領と安倍総理の会見でプーチン大統領はこう言っています。
『例えば、ロシアには（極東）ウラジオストクと、その北に大きな艦隊の基地があります。わが国の艦船は（その港から）太平洋に出ていく。私たちはこの面で何が起こるかということを理解しなければなりません。
この点において、日米の特殊な関係と、日米安保条約がどのような立場を取るのか。私たちは分かりません。
柔軟性ということについて言うならば、日本の首相および友人の皆さんには、この問題の微妙な部分、またロシア側の懸念の部分を考慮してもらいたいと思います』
http://www.sankei.com/premium/news/161216/prm1612160017-n4.html
その後の文書を見るとそつがなく語っていますが、私には日米安保条約がある限り危なくて日本に島は返せません、日米安保が無くなるか、或いはアメリカがソ連を敵と認めないなら、と条件付けているように聞こえます。
オバマが大統領である限りロシアはアメリカの仮想敵国で、安倍総理である限り日本はアメリカのポチですから、北方二島は返って来ません。
何も悪いことではないと思える（住民投票の結果）クルミア併合 に物言いを言い（つまり民主主義を否定し）、日米ともにロシアに経済制裁をしています。
結局、オバマとかヒラリーは戦争屋ですから、彼らにしてみたら世界が平和であってはならないのです。
「ウクライナ」ーロシアに義あり（youtube）
ロシアや北朝鮮という国家を虚構で悪に塗り上げ、軍産複合体は武器を生産して売って儲けてきたのです。
【北朝鮮脅威詐欺】黒幕は、米国軍産複合体のロッキードマーティンとレイセオン！？
しかし戦争をすれば軍事産業は儲かりますが、国は赤字になります。
戦争を起こして軍事産業がぼろ儲けし、税金を湯水のごとく使い果たして財政赤字がその何倍も膨らんで、今の体たらくしたアメリカがあります。
その赤字を日本が米国債を買って埋めてきました。戦争に加担したも同然です。
トランプ次期大統領が大統領に就任して、安倍政権が倒れて日本が本当にアメリカから解放された状態にならないとロシアは安心できないので、島は返さないでしょう。
プーチン大統領はトランプ大統領当選に貢献しましたので、トランプが大統領に就任したら米ロは大接近します。
また中国の民主化とか南北朝鮮の併合とか、来年から再来年に向けて世界情勢は大きく変わっていく可能性があります。
こういった計画の裏には、以前は軍産複合体をリードしていたが、このまま行くと地球社会が崩壊すると氣づき、いま深く反省して地球を秩序ある星にしようとしている前述したキッシンジャーの存在が深くかかわっています。
トランプ次期大統領はキッシンジャーの指南を受けて政治の運営を果たします。
マスコミが言っているような政治の素人とか、何をするか判らないといった心配はありません。
キッシンジャーは既に世界の新基軸に向けてプーチン大統領、習近平とその方向性において同意を得ています。
関連記事：WE MUST CHANGE TO REMAIN THE SAME
日本も急展開して、国の基本姿勢が変わっていきます。
都議会において公明党が40年続いた自民党との連立を解除、決裂を決めました。
そして小池百合子都知事の元に歩み寄ります。公明党はいつも風見鶏。
都議会は現在128議席で自民党単独だと60議席で過半数に足りません。
小池新党も塾から80人を擁立予定。来年7月の選挙で自民党は議席を大きく減らすでしょう。
実は国会でも公明党は自民党とは決裂したいようですが、いきなり国会で決裂は衝撃が大き過ぎてまだ待っているようです。
安倍首相は広島にオバマ大統領を呼び、リオでマリオになり、トランプ次期大統領とニューヨークで会い、今月にはプーチン大統領と日ロ会談し、25日には真珠湾でオバマ大統領と共に慰霊するパーフォーマンスのオンパレードですが、最後はちゃんとアメリカで締めくくります。
成果が全く具体的でなく、自分をアピールすることしか考えていないように私には思えます。
更に来年1月17日には大統領就任したてのトランプ氏と面談。
来年1月初旬の解散に向けてのパーフォーマンスですから、解散はしないと言いつつ準備周到に進めているのです。
しかし以前のブログでも書きましたように解散総選挙に向けて野党はオリーブの木 の協調方向で進んでいます。
そこに小池新党が入ってきたら自民党は100-150ぐらい議席を落としてもおかしくないです。
2009年に民主党への政権交代があった時、衆議院だけで177議席を落としています。
そんなふうに私には見えます。
そして安倍総理の母親が故意にしている占い師に見て貰うと「解散はしてはダメ」と出たにも拘らず、解散すると思います。
マスコミは世の中が大転換していく気配に全く気付いていません。
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