桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」松本教室

著名音楽家を多く輩出する桐朋学園大学に併設された音楽早期教育機関として松本でプロの音楽家による音楽教育を提供しています。

♪小学校高学年クラスの紹介♪

2018年06月14日 | 日記
こんにちは!
桐朋学園大学附属子どものための音楽教室 松本教室です!

今週、松本市ではまつもと市民芸術館で
「信州・松本大歌舞伎」が行われており
大変盛り上がっております




私たちが普段勉強し
指導しているクラシック音楽は
西洋の音楽ですが
歌舞伎は日本の伝統芸能です。
さまざまな芸術を身近に感じる事が出来るのは
楽都・松本ならではですね!(^^)


話は変わりまして…

松本教室の小学校高学年の
ソルフェージュクラスは、
現在生徒さん一人で授業を行っております。
(ただ今一緒に勉強してくれる生徒さん絶賛募集中です!!)

一人で90分の授業を
頑張って受けてくれています!
学校の授業よりとても長いので
しかもマンツーマンでは大変そうです…^^;

90分の中で、
まず最初に楽典のプリント等の問題を解いて
分からないところを確認。

聴音を何問かやります。
(4分の4拍子、4分の3拍子、8分の6拍子など)

そこまでやると、
もう結構クタクタです^^;

そのあと、もうひと頑張りしてもらうために
その子の興味のある事を
ソルフェージュとして、取り入れてみました

それは何かというと…



松本山雅FCのチャント(応援歌)を
分析してみよう♪

音楽とスポーツって
真逆のジャンルに思えますが、
サッカーの試合では
常にサポーターがチャントを歌い
選手たちを鼓舞し、
試合を盛り上げています!!

そういう意味では
スポーツにも音楽は必要不可欠なものです

チャントには伴奏などはありません
コールリーダーが最初のフレーズを歌い始めると
1万何千人もの人たちの大合唱になります

それを初めて体感すると
結構衝撃的です!(*_*)


取り入れようと簡単に言っても
結構リズムや音が難しい^^;
という事でメロディーはあらかじめ
最初に書いちゃいます。
このときは、背番号3番
田中隼磨選手のチャントを取り上げました。





まず最初にメロディーを音名で歌います。
跳躍する所が多くて
音を取るのがちょっと大変そうでした。
その中から、
「1拍目じゃないところから始まってるね、何て言うんだっけ?」→「アウフタクト」
「この曲は何調かな?」→「B dur!!」
「B durのカデンツ弾いてみよう、Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ、属七の和音、Ⅰ、この中のどの和音が使われるかな?」

と分析をしていき、
とても意欲的に和音付けしてくれました!

いずれは、この位のメロディーを
聴音出来るようになって欲しいなと思ってます。

長文になりましたが…
小学校高学年のクラスの
紹介でした(*^_^*)