傘

梅雨の季節でうんざりすることがあります。
それは、雨の日の通勤電車。

混雑した車内で自分の傘が自分の衣服にあたらないようにする人がいます。
その結果、傘が他人の衣服にあたっても気にしてないようです。

撥水性能の優れた傘もあり、濡れてないのかも知れませんが、だったら自分の衣服に
引っ付けて、他人にあたらないようにして欲しいと強く思います。

自分の傘が服にあたるのが嫌なら、他人の傘はもっと嫌と、普通に考えろって。

そして座席に座ったら、隣の人との間に傘を置く人。若い女性に多いです。
確かに、やたらひざを開いて座るふざけた男が多いのも事実。
そういう野郎は、脚の筋肉を鍛えろっちゅうの。
そんな輩の隣になったら、間に傘を置きたくなる気持ちがわからなくはない。

ただ、私は自分のひざを隣の人と接触させたくないタイプ。もちろん、他人の傘も。
こういう人が隣に座ったときは、かばんで相手側に傘を押し返したりして抵抗します。
が、最終的には、わざわざ濡れた傘をビニール袋から取り出して、相手に対抗します。
ここまですると、相手も自分のしていたことに気づくようです。

それから傘をきちんとたたまない人。ふっと別なこと考えてるんでしょうか。
こういう人が前に立つと、やはりカバンで相手の方に傘を押し返して濡れないようにします。

意外と盲点なのが、吊り革もって立っているときに手がふさがっている場合。
傘を腕にひっかける際、ブラブラしないように腕と体で柄を挟んで固定する気持ちは
わかるんですけど・・・・。その結果、傘の先が体から遠く離れて周りに迷惑をかける
ケースもあります。

また、濡れたものを網棚に置いたため、下にしずくが落ちて迷惑をかけるという事も
あります。電車に乗る前に、傘はもちろん、荷物や服についたしずくを拭く姿は
他人への気配りという心根が、立ち振る舞いを綺麗に見せるのかも知れません。

相手を思いやる気持ちがどんどん広がって、素晴らしい世の中になる日が来ることを祈ります。
（と、愚痴で終わらないようにしてみました）

先日、沖縄は梅雨が明けたそうです。もうすぐそこに暑い夏。