インターネットで太陽熱温水器が自作できることを知り、挑戦しました。
まずは、塩ビ管を買ってきて半分に切り、つや消し黒に塗装します。
塩ビ管は、VU65という規格。内径は71mm。長さはおよそ2m。
この塩ビ管に水を溜めて、太陽熱で温めます。1本当たり9リッター弱の水が入ります。
貯水、出水のための空気穴を開けた蓋を上端に取り付けます。
下端は、VP40という規格の塩ビ管でつなげます。
写真の上側にVU65のパイプを接続します。
これらを接続して、屋根の上に用意した置き台に並べていきます。
置き台には、銀色キャンピングマットを敷き詰め、断熱性を確保しました。
ここまでで、4月は時間切れとなりました。
当初の予定は12本のVU65を並べるつもりでしたが、9x12=108リッターは、ちょっと少ない気がしてきました。
置き台にスペースも残っていることから、4本追加し計16本、約144リッターの温水器の仕様としました。
ここからが、5月度の作業です。4本分を追加したところで、風呂場行きの仮配管を設置し、水張りテストをしました。
恐れていたとおり、各所で水漏れが発生しました。
一旦、水を抜いて水漏れ箇所を探しました。その結果、VU65の塩ビ管と接続する65→40に外径を変更するパイプとの
接続箇所から水漏れしていました。
既に塩ビ管用の接着剤でつけているため、やり直しはできません。
今回の作業で常につきまとった、やり直しができない緊張感。慎重になったため、えらく時間を要しました。
水漏れ対策は、全ての貯水塩ビ管の当該箇所にシール材でシールすることにしました。
既に設置しているため作業性が悪く、ちゃんとしたシールはできませんでした。
また、最後に透明波板で全体に蓋をしたいのですが、高さを読み間違えたため、桁と設置できません。
そこで、縦に間仕切り板を設置し、その板に波板を打ち付けていきました。
ようやくできあがりました。
屋根への固定は適当で、瓦中央の盛り上がりに引っ掛けて、浮き上がらないように、針金で屋根側に押し付ける方法にしました。
水は、井戸水を上部から入れていきます。井戸ポンプの揚水能力は地上8mくらいあったと思います。
揚水できて良かったです。
潜望鏡のように顔を出しているのは、オーバーフロー管です。
満水になったらこの先から水が吹き出しますが、井戸水の勢いが強すぎてもここから、水が出始めました(苦笑)。
水を入れる側から取水するので、入れた水をすぐ使うときは、水がぬるむ暇もありませんが、まあ仕方ないでしょう。
波板をケチったため屋根に不安が残りましたが、横に針金を張って波板が吹き飛ばないようにしました。
結局、全工程6日でした。
水漏れしやすいところが事前にわかっていれば、最初からシールできたのが残念です。
テストの結果、水漏れは8割方減少し、無視できるレベルにはなりましたが、この先の耐用年数に不安が残りました。
水圧は重力を利用していることから、風呂までの配管は軽い勾配をつけることにしました。
気づいて良かったような、水平に設置できなかったような、出来栄えとしては微妙です。
今回一番大変だったのは、置き台を作って屋根にあげること。
老親に手伝ってもらうわけにもいかず、しかし、屋根の上で作るのも転落の危険があり、苦労しました。
置き台は、2つに分けて作成しそれぞれ屋根にあげたあと、上で組み立てかつ補強の部材を入れていきました。
その辺にあった荒材で土台を作ったのですが、もっとしっかりした部材で作ったほうが良かったとちょっぴり後悔しています。
月曜日、最高気温24度まであがったそうですが、水の温度は人肌だったそうです。
これからの暑くなりように期待です。
費用は、全部こみこみで4万円くらいはかかったでしょうか・・・。他の商品も一緒に買うので、だんだん判らなくなりました。
(備忘録)
次回の要対応箇所は、針金の固定位置の変更。
波板のすきまをふさぐか否か。
シャワーヘッドの設置検討。(手元で操作可能なこと)
パイプ配管の断熱材。
まずは、塩ビ管を買ってきて半分に切り、つや消し黒に塗装します。
塩ビ管は、VU65という規格。内径は71mm。長さはおよそ2m。
この塩ビ管に水を溜めて、太陽熱で温めます。1本当たり9リッター弱の水が入ります。
貯水、出水のための空気穴を開けた蓋を上端に取り付けます。
下端は、VP40という規格の塩ビ管でつなげます。
写真の上側にVU65のパイプを接続します。
これらを接続して、屋根の上に用意した置き台に並べていきます。
置き台には、銀色キャンピングマットを敷き詰め、断熱性を確保しました。
ここまでで、4月は時間切れとなりました。
当初の予定は12本のVU65を並べるつもりでしたが、9x12=108リッターは、ちょっと少ない気がしてきました。
置き台にスペースも残っていることから、4本追加し計16本、約144リッターの温水器の仕様としました。
ここからが、5月度の作業です。4本分を追加したところで、風呂場行きの仮配管を設置し、水張りテストをしました。
恐れていたとおり、各所で水漏れが発生しました。
一旦、水を抜いて水漏れ箇所を探しました。その結果、VU65の塩ビ管と接続する65→40に外径を変更するパイプとの
接続箇所から水漏れしていました。
既に塩ビ管用の接着剤でつけているため、やり直しはできません。
今回の作業で常につきまとった、やり直しができない緊張感。慎重になったため、えらく時間を要しました。
水漏れ対策は、全ての貯水塩ビ管の当該箇所にシール材でシールすることにしました。
既に設置しているため作業性が悪く、ちゃんとしたシールはできませんでした。
また、最後に透明波板で全体に蓋をしたいのですが、高さを読み間違えたため、桁と設置できません。
そこで、縦に間仕切り板を設置し、その板に波板を打ち付けていきました。
ようやくできあがりました。
屋根への固定は適当で、瓦中央の盛り上がりに引っ掛けて、浮き上がらないように、針金で屋根側に押し付ける方法にしました。
水は、井戸水を上部から入れていきます。井戸ポンプの揚水能力は地上8mくらいあったと思います。
揚水できて良かったです。
潜望鏡のように顔を出しているのは、オーバーフロー管です。
満水になったらこの先から水が吹き出しますが、井戸水の勢いが強すぎてもここから、水が出始めました(苦笑)。
水を入れる側から取水するので、入れた水をすぐ使うときは、水がぬるむ暇もありませんが、まあ仕方ないでしょう。
波板をケチったため屋根に不安が残りましたが、横に針金を張って波板が吹き飛ばないようにしました。
結局、全工程6日でした。
水漏れしやすいところが事前にわかっていれば、最初からシールできたのが残念です。
テストの結果、水漏れは8割方減少し、無視できるレベルにはなりましたが、この先の耐用年数に不安が残りました。
水圧は重力を利用していることから、風呂までの配管は軽い勾配をつけることにしました。
気づいて良かったような、水平に設置できなかったような、出来栄えとしては微妙です。
今回一番大変だったのは、置き台を作って屋根にあげること。
老親に手伝ってもらうわけにもいかず、しかし、屋根の上で作るのも転落の危険があり、苦労しました。
置き台は、2つに分けて作成しそれぞれ屋根にあげたあと、上で組み立てかつ補強の部材を入れていきました。
その辺にあった荒材で土台を作ったのですが、もっとしっかりした部材で作ったほうが良かったとちょっぴり後悔しています。
月曜日、最高気温24度まであがったそうですが、水の温度は人肌だったそうです。
これからの暑くなりように期待です。
費用は、全部こみこみで4万円くらいはかかったでしょうか・・・。他の商品も一緒に買うので、だんだん判らなくなりました。
(備忘録)
次回の要対応箇所は、針金の固定位置の変更。
波板のすきまをふさぐか否か。
シャワーヘッドの設置検討。(手元で操作可能なこと)
パイプ配管の断熱材。
これまでで一番の大物じゃないですか。
うまくお湯が出るようになればいいですねえ。
台風の季節までには完成させたいですね
とりあえず台風にも耐えられると信じています。
濡れる荒材が心配だ~。
今日は天気も良く、かなりの温水が出たらしい。♪