ココロの旅はまたまだ続く

記録に残しておきたい事なんでも書いちゃいました

遠くのあなたへ

2020-03-14 06:44:30 | 日記
お久しぶりです
お元気ですか? 先輩

大学を卒業してから何年経ちましたっけ?

あの頃はみーんな貧乏で
お金無くて

お金無いけど馬鹿な事ばっかりして
遊んでましたね?

バイトばっかりで
それでもあんまりお金無くて

いつもお腹減らしてて


就職したての
先輩が
初ボーナスでみんなに焼き肉腹一杯
食べさせてくれた時は

嬉しかったなぁー

いつかお前たちも
同じ様に

後輩たちにしてやれって
教えは
守ってましたよ

先輩

オレもあれからいろいろあって…
今は独り者です

けど、相変わらず忙しい毎日ですよ

仕事?

やっぱり営業してます
人と関わるのが好きなんですかね?

先輩

今のオレどーですか?

真っ直ぐ生きれてますか?

先輩



雲の上からは

今のオレ

どぉ見えてますか?







全力中年

2020-02-29 22:13:37 | 日記
あれは転職してから
慣れない飛び込み営業してる時だった

頑張れど
頑張れど…

契約は一件もとれなくて

それでも負けるもんかって
這い上がって

1つの課を任されたぐらいの時期に
一人のおっさんが入ってきた

10歳くらい歳上だったかな?

変わりたいんです!
って言って

いっつもハンカチで汗拭いながら
一生懸命若手についていってた

それを遠くから見ていて
いつかの自分と重ねていた

いつもの様に
会社に帰って来たから

今日はどぉだった?
って初めて声をかけた

なかなか皆さんみたいには
上手く喋れないから
今日も後ろについてまわらせて貰いました

研修期間のリミットまで
あと1ヶ月
それで駄目ならクビ

何だかほっとけなくなって

明日から一緒に行こう
とお節介が始まった

一言一句覚えなくていいから
自分が説明しやすい言葉で
ゆっくり話して

そしたら必ず伝わるから

朝となく夜となく
練習した


そんなおっさんの一生懸命さに

今日は1日独りで回って来てと
現場に出した

○○さん今日は絶対諦めるなよ!

オレの賭けだった

ところが帰社時間を過ぎても戻らない
連絡もない

それでも待ち続けた

そろそろ連絡しようかと思ってた時
笑顔の汗まみれのおっさんが帰って来た

やりました!

皆はおっさんの肩や頭を叩きまくった

おめでとう!
よく頑張ったな

が…しかし

おっさんに告げなくてはいけない話を
オレは上司から任されていた

○○さん
処理は明日でいいから
ちょっと来てくれる

はい

座って

実は今日のお客さんから
会社に電話があって

あの人の一生懸命な熱意に負けて契約
しましたが
キャンセルさせて下さい
本当にすまない事をしましたと

おっさんの中で何かが切れた

今まで見たこともないくらいの
男泣きで崩れ落ちた


○○さん
お客さんが続けて
言ってたらしいよ

あの人を認めてあげてください
って

お客さんにその言葉を喋らせる
とはたいしたもんだって
所長が言ってたよ

オレもそぉ思う

明日からまた頑張ろ!

涙を拭うおっさんに
そんな言葉しかかけられなかった

次の日

おっさんは辞めた

負けたんじゃない
逃げたんじゃない

今までより
何倍も成長して
新しい道を探し始めた

あの時間違いなくおっさんは
今までにないくらい
全力だった









キレちまった

2020-02-04 21:53:09 | 日記
いつもの店で軽~く飲んでたら
60才くらいの客が入ってきた


注文もせずに
店の女の子に下ネタを浴びせて

バンバン机を叩く始末

笑って見過ごせない


我慢してたけど

ニヤニヤ笑いだしたから
キレちまった

いい加減にしろや!

首根っこつかんで
店の外に放り出した

何処で何の嫌な事があったか知らないけど

何を言われても言い返せない相手に
一方的に
自分の不満ぶつけてニヤついてんじゃねーよ

店にも迷惑だから
金払って店を出た

大人のクセにとか

いい歳してとか

クソくらえだ!


いい大人だから
しっかりしやがれ!

負けずに真面目に生きやがれ!




はじまりはホットケーキ

2020-01-23 00:03:07 | 日記
両親共働きで
じいちゃんとばあちゃんと
一緒にいたから

幼稚園から帰ると
ばあちゃんが山に行くのついていったり

大工のじいちゃんの仕事見てた

田舎だったから
お腹空いたら

柿食べたり
芋焼いてたべたり

それで満足だった

ところがある日
テレビでホットケーキってやつを
食べてるのを見て

あれ食べてみたいな…って
ずっと思ってた

ある日小学生の姉ちゃんに

あれ食べてみたい
って言ったら

作り方教えてあげよっか?
って台所で教えてくれた

大きなボールに
小麦粉入れて…

お砂糖入れて
冷蔵庫にあった卵🥚を上手に割って

ふくらし粉と牛乳入れたら混ぜまぜして
小さな瓶に入ったバニラエッセンス
ってのをちょっぴり入れて

フライパンにバター溶かして
混ぜまぜしたのを
おたまですくってまん丸になる様に
流し込む

空気の穴がたくさん出来てきたら
ひっくり返す

お姉ちゃんが出来上がったのは
テレビのとはちょっとちがったけど

甘い香りで
ふわふわで

ハチミツいっぱいかけてくれたから
甘くて美味しかった

お母さんに怒られるから
お姉ちゃんがいる時じゃないとダメだよ

って言われたけど

じいちゃんとばあちゃんにも
食べさせてあげたくて

誰もいない時
お姉ちゃんの真似して
作ってみた 

小麦粉いっぱい床にこぼしたし
お砂糖入れ過ぎたし
卵は上手に割れなかったけど

真ん丸に焼けた

ちょっと焦げたけど
みんなが食べられるくらいの
大きなホットケーキが出来た

そこに母ちゃんが帰って来て

怒られるから電子レンジに隠して
台所の隅に隠れたら

誰がこんなことしたの!!

って怒りだしたから
ごめんなさいって謝った

何してたん?
って聞かれたら
電子レンジを指さした

僕が作ってくれたの?
1人で!?

うんとうなずいた

するとやさしい手があたまをなでなで 
してくれて

ご飯の出来る前に
温めなおして
みんなに切り分けてくれた

おじいちゃん
おばあちゃん
お姉ちゃん
母ちゃん

仕事から帰ってきた父ちゃん

みんなが美味しいって褒めてくれて

何より家族が笑ってるのが
嬉しくて

美味しいの作ったら
みんなが笑ってくれるんだ

って思った

思えばあれがはじまりだったのかも?





父ちゃんで良かった

2020-01-21 11:41:28 | 日記
いつもの様に
朝の満員電車に乗って

座れないから窓際に立って
ふと横を見たら

乳母車のお母さんと
まだ小さな女の子

赤ちゃんは乳母車に乗ってるけど
女の子は乳母車に掴まって
ギリギリ立ってる

席を譲って!って言いたくても
こちらもやっと立ってる感じ

後ろの大人達を気合いで押しのけて
スペースを作ってあげたけど
それでも危ない


次の駅でドアが開いた瞬間
女の子が後ろに倒れそうになった


その瞬間
カバンを投げて女の子を支えてた!?

オレの中の何かがとっさに反応した!

むかーしむかしの話だけど
父ちゃんだった事忘れてなくて
良かった