《☆☆☆ 1/5読了 祥伝社 2013年刊 【美術】 やまぐち・あきら(1969~)》
国宝「彦根屏風」を“浄瑠璃人形”に見立てたり、下手くそな絵の愛で方を指南してくれたり。
“描く人ならではの見方”が惜しげもなく展開されて、あーもっと読みたいよぉと思ってる間に読了です。
昔の絵師たちの試行錯誤の跡や好奇心の方向が手に取るようにわかる解説で、絵を見る楽しみ・絵を描く楽しみをがぶ飲みできました。
例えば、3つの「洛中洛外図屏風」を比較した目から鱗の分析、ファンキーな「光明本尊」の見過ごされがちなすごさ、アウトサイダーアートや月岡芳年の妙味など、“日本人はこれまでどう描いてきたか”がこんなにおもしろく読める本って、ちょっとないんじゃないかと思います。
もし続編が出たら絶対読む!
/「ヘンな日本美術史」山口晃
国宝「彦根屏風」を“浄瑠璃人形”に見立てたり、下手くそな絵の愛で方を指南してくれたり。
“描く人ならではの見方”が惜しげもなく展開されて、あーもっと読みたいよぉと思ってる間に読了です。
昔の絵師たちの試行錯誤の跡や好奇心の方向が手に取るようにわかる解説で、絵を見る楽しみ・絵を描く楽しみをがぶ飲みできました。
例えば、3つの「洛中洛外図屏風」を比較した目から鱗の分析、ファンキーな「光明本尊」の見過ごされがちなすごさ、アウトサイダーアートや月岡芳年の妙味など、“日本人はこれまでどう描いてきたか”がこんなにおもしろく読める本って、ちょっとないんじゃないかと思います。
もし続編が出たら絶対読む!
/「ヘンな日本美術史」山口晃