野老の里

奥武蔵をメインに日帰りの山歩きを中心としたブログです

地震 そしてふくしまの春

2011年05月22日 | tokoroの日常
(弁天山の桜と吾妻連峰・安達太良連峰)

久しぶりにブログ再開です。
3月11日は遺品整理などで福島県にいました。
まあ色々なことがありましたが、愚痴っぽくなりそうなので当時のことは書きません。

原発のこともあって、福島へ訪れる人は少ないようですが、
それでも他地域と同じように春はやってきていました。
暗い話ばかりでも何なので、福島の美しい景色を見ていただきたいと思います。

まずは震災から1週間ほど経った3月下旬に撮った摺上川からの景色。

(半田山)


(飯坂町の山々 右手前の目立つ山は大作山)


(雪景色の吾妻連峰)

続いては桜。まずは川の堤防から。
地震の影響で立入禁止となっている堤防が依然として多くあります。

(摺上川)


(松川 清水大橋 背後の山は信夫山)


(松川 信夫ヶ丘競技場付近)

福島駅から比較的近い弁天山(142.8)は桜と福島の山々が見られる好展望地。
「山椒大夫」のモデルになったとも言われています。

(吾妻連峰)


(安達太良山)


(信夫山方面)


(三角点もあります)


(手前は水道施設)

そして福島といえば花見山。
当日は月曜日だったので普段に比べてかなり空いていると言われました。
それでも通常の観光地よりは混んでいました。
所謂花見山公園だけでなく、一帯の農家でも観賞用の木を植えているそうです。

(花見山入口バス停近くにある春日神社の大杉)


(花桃の花)


(手前はレンギョウ)








(ボケの花)




(奥の山は信夫山)


(花見山遠景)

最後に皇室献上桃で知られる桑折のピーチラインの桃の花を。
南の伊達市とこの桑折町は桃の産地で、花の見頃は4月下旬。
果実用の桃なので摘花してしまうため、満開の時期に訪れるのはなかなか難しい…。
桑折町のピーチラインは伊達崎(だんざき)橋から阿武隈川の堤防沿いに延びているのですが、
今年は地震の影響で歩けるのは一部のみでした。
ピーチラインは一般車も多く行き交うので、車には要注意。

(桑折町の南、伊達市から)


(まだ満開には早い様子。最奥は霊山)


(堤防上から)


(桃の花)


(まだ満開には程遠い感じ。手前では作業中。奥は半田山)


(堤防の上から 正面の昭和大橋は落橋の危険があり、通行止めでした)









DATA:
摺上川
福島駅東口から福島交通バス2番乗り場から瀬上橋下車。
全てのバスが瀬上橋へ向かう訳ではないので、運転手に確認のこと。
瀬上橋からは阿武隈川サイクリングロードも延びています。

清水大橋
飯坂交通飯坂線岩代清水駅から国道13号を徒歩で20分ほど。
信夫山とセットで歩くのも楽しい。

信夫ヶ丘競技場
福島駅東口から福島交通バス2番乗り場からグランド前下車。
こちらも運転手に確認のこと。

弁天山
福島駅東口から福島交通バス医大行き弁天山下下車。

花見山
福島駅東口から福島交通バス渡利南回り花見山入口あるいは舘下車。
ただし通常花の時期は直通の臨時便あるいは定額タクシーが出ています。

桑折ピーチライン福島駅東口から福島交通バス2番乗り場桑折落合下車。
こちらも運転手に確認のこと。


地形図 保原 福島北部

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