特別養護老人ホームやすらぎの里川部苑

入居者さんと行う行事や日常生活などの様子、介護現場で感じる入居者さんの暮らしぶりについてお伝えします。

午後のひと時に感じたこと

2020-07-24 21:19:49 | 日記
本日は、午後のレクリエーション活動として、ラジオ体操(第一と第二)を行いました。
最近は私も入居者さんと同じように座って行うことが多いですが、座って行うことで感じることもあります。
例えば、可動域に何か制限がかかるからなのか、座った状態では特に体をひねる運動は私でもしんどく感じます。
他にも、座った状態での足踏みや腕の運動でも動かしにくいなあと感じます。
よく介護の基本として、『利用者と同じ目線で』と言われますが、実際に利用者と同じ目の高さ・環境に自分を置くことで、見えてくる景色もあるのかなあと思います。

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川部苑の夜

2020-07-23 04:49:20 | 日記
東の空が次第に明るみはじめ、特養川部苑も間もなく朝を迎えます。
特養のような入所施設では、入居者さんに介護を24時間提供するため、夜勤職員として、夜間も介護職員が常駐しています。
川部苑の夜勤の勤務時間は、22時から翌朝の7時までです。
老人ホームの夜勤というと、「大変そうだ」「何が起こるか分からない」「寝ない入居者さんも多いのでは」と思われている節もありますが、実際のところそうでもないのかなあと思います。ちなみに、著者が現時刻まで行った介護業務は、『排泄のみ』です。
しかし、夜間一睡もせずに仕事をするのは、少なからず体に影響が出ます。
自分の体のケアも怠らないのが、介護職員の務めかなあと思います。
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季節を味わう

2020-07-21 13:27:56 | 日記
特養川部苑では、季節を感じられる食べ物をレクなどで作り、入居者さんに『夏』を感じてもらっています。
かき氷や水まんじゅう、フルーツポンチなどを作って食べている様子です。
            
また、21日は土用の丑の日であったので、入居者さんたちはお昼ご飯にうなぎを食べました。
   
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『今』を生きる〇〇さんの、その人らしい暮らしのために

2020-07-19 10:09:12 | 日記
介護が必要になっても、その人らしい暮らしをいつまでも送ってもらいたいものです。
特養川部苑のような入所施設でも、介護職員はできうる限りのその人らしい暮らし(以前投稿した「ベター」な生活のことです)を支援できるように心掛けています。
例えば、入居者さんの好みや意向を知ることも、よりよい支援には必要不可欠です。また、その情報は「日々更新」していくことも必要です。「前はこうだった」「昔は〇〇だった」という情報の、前とはいつでしょう?昔とはいつでしょうか?入居者さんは、『今この瞬間』を生きておられます。過去の情報も必要ですが、現在の入居者さんの情報を日々更新していく事で、『今の〇〇さん』のその人らしい暮らしが見つかるのではないでしょうか。
例えば、
      
『今』の入居者さんは、こういったぬいぐるみを「かわいい」と言ったり、手から離さないくらい気に入っている方もおりますが、果たしてこの入居者さんは『昔』からこういったぬいぐるみが好きだったのでしょうか。
そう考えると、入居者さんの情報を日々更新することが、『今』の〇〇さんのその人らしい暮らしを見つけることにつながるのではないでしょうか。
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入居者の懐に入るために

2020-07-16 10:50:55 | 日記
入居者さんに心地よいケアを提供するためには、入居者さんの懐に入る・信頼を得ることが重要になります。
と言っても、川部苑の介護現場ではそんな難しいことはしておりません。
例えば、トイレットペーパーをタンスの中にいっぱい確保しておられる入居者さんがいます。時々、タンスの中のトイレットペーパーをタンスの上に出しておくと「あんた、こんなにもらっていいんか」と大喜びされます。ため込んでしまうという習慣も、介護職員の行動一つで問題になることはないのです。
息子さんや娘さんが大好きな入居者さんは、息子さんや娘さんの情報をリサーチして、誉めることでにこにこと喜ばれます。
普段の会話で雑談レベルに感じたことを介護職員が覚えていて、別の場面でその話題を振ると「よう知っとるなあ、あんたは」と感心されます。
こういった介護職員へのプラスの感情を持たせることで、「ああ、あの人が言いなさるから、大丈夫だ」や「この人なら安心して任せられるわ」「この人が言うんなら、間違いないわ」と日常のケアの時に安心感を抱かせることができるのかなあと感じております。
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