特別養護老人ホームやすらぎの里川部苑

入居者さんと行う行事や日常生活などの様子、介護現場で感じる入居者さんの暮らしぶりについてお伝えします。

本日のレク(7月15日)

2020-07-15 15:53:11 | 日記
今日は太陽が雲間からのぞき、ホール内にさわやかな風が吹いています。
エアコンの涼しさよりも、自然な風は気持ちがよさそうです。
本日のレクは、運動会で行う玉入れの練習を、輪投げで行いました。
目が見えない方も「目が見えんでできんわ」と言いながらも、まんざらではない様子でした。

その後は、女性陣総出でタオルたたみをしていただきました。手のリハビリにもなりますし、何かをしていた方が、入居者さんたちはよいお顔をされています。
   
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本日のユニットでのレク

2020-07-14 14:52:33 | 日記
本日も雨が降り、各地で川の氾濫などもあります。大雨かコロナのニュースばかりを見ているからか、入居者さんも心が沈みがちです。
今日は午後から、外界の情報をシャットダウンして、ラジオ体操とボール運動のレクを行いました。
ラジオ体操は、第一は館内放送で流れますが、まだ体操をしたいという要望に応えて、今日は第二も行いました。
ボール運動は、ボールを投げたりバレーボールのように返したりと入居者さんによって様々な返球をされます。
ただ見ているだけのような入居者さんも、著者が応援している前田遼一選手のように入居者さんに頭で返すと、拍手して喜んでいます。
何かを「する」ことも大切なレクですが、何かをしているのを「見る」のも、刺激になるのではないでしょうか。
   
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特養川部苑の職員紹介 Part.3

2020-07-13 11:58:24 | 日記
昨日は爽やかな青空でしたが、本日はまた雨の一日です。
本日は、特養川部苑の本館のあるフロアで働いている職員を紹介します。

お1人は、4月に入職をされた方です。現在は、週に3日間働いてもらっています。
主に、一般浴(浴槽をまたいで入れる方の入浴)、機械浴の補助、シーツ交換などの環境整備を行ってもらっています。入職して3カ月が経ち、現在はフロアでの仕事もお一人でされるようになりました。
もう一人は、6月に入職された方です。現在は、週に2or3日間働いてもらっています。
主に、7時からの早番の業務で、食事介助や排泄介助を行ってもらっています。ほかにも、入浴なども覚えてもらい、少しずつ介助を担ってもらう予定です。

お二人とも、還暦を過ぎた方ですが、若い者に負けずバリバリと働いておられます。
介護職員の不足が川部苑のみならず、わが国全体の問題となっている中、こういった短時間でも働いてくださる人に業務の一部を切り取って担ってもらうことが、今後は大切になってくるのではないかなあと思います。
   
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話題に事欠かない入居者さん

2020-07-09 00:16:18 | 日記
初いいね、初応援に大感動の著者です。
本日は、ある入居者さんのお話です。
その方は、テレビを見ていろいろな話をするので、お話がついついふくらんでしまいます。
先日は、長島のプールがCMでやっているのを見て「昔、よう言ったわ、あっこに」と言われました。てっきり海水浴とかの話かと思いましたが、どこにあるか聞くと「長島温泉のとこやろ」と、しっかり覚えておられました。
また、著者がお出かけした場所を話題にすると「私も行ったことある」と言われました。何を食べたか聞くと「たことふぐ」としっかりと教えてくれました。
私の名前を知っているのに「名前で呼ぶと親しく見られるみたいでいやや」と言ったり、「(他の入居者さんみたいに)お兄ちゃんなんて恥ずかしくて言えんわ」と大笑いしたり、毎日、話題に事欠かない入居者さんです。
ちなみに、どういった経緯からか、その入居者さんには「魔王」と呼ばれてしまっている私であります。
   
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少しの工夫で、大満足

2020-07-07 14:54:34 | 日記
本日は七夕ということもあり、調理師さんたちが昼食に腕をふるってくれました。
その中から、そうめんと天ぷらを話題にしたいと思います。

   

入居者さんの中に片麻痺の方(脳梗塞などを患って、片方の腕や脚の自由が利かない方)がいます。
その方は、そうめんをうまく食べれず、「こんではあかん。もう食べれん」と言われました。そこで、そうめんをキッチンバサミでカットし、スプーンでもすくえるようにしたら、残さず食べてしまいました。全部食べた後「こんで食べれたわ。ありがとね」と涙を流してお礼を言われました。
もう一人は、そうめんは食べれましたが、つゆでエプロンがびしょ濡れになってしまいました。そのエプロンが気になったのか、エプロンを外して「もう食べません」と言われました。まだ天ぷらに手をつけずに残っていたので、エプロンを外して「あとはそのまま食べていいですよ」と言いました。すると、「全部食べてまったよ」と、残っていた天ぷらをみんな平らげてしまいました。
どちらも、ほんの少しの工夫ですが、入居者さんは大満足されていました。
その工夫は、介護職員の入居者さんを慮る柔らかい心と、即時対応できる知識・技術から産み出されるのだなあと思います。
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