先日、入居者さんに食事介助を行ったスタッフから「全然食べてもらえなくて、どうするのが正しいのだろう」という話を聞きました。
朝、昼、晩とほぼ食事を摂らず、栄養は栄養剤に頼っている状況の入居者さんです。
『口を開けないのは食べたくないから。本人の意思を尊重して食事を控えよう。』、『少しでも食べてもらえるように時間をかけて粘り強く食事を勧めよう。口を開けて食べる時もあるのだから。』どちらの考えも間違いではないのではないでしょうか。
なぜなら、その入居者さんに良かれと思って考えた介護を実践しようとしているからです。
介護には「利用者本位」という考え方があります。援助者の価値観・価値基準の基で援助するのではなく、利用者の立場・視点に立って援助観を決定していくのが大前提ですが、本人ではないため利用者の立場・視点に完璧に立つことはできません。
だからこそ、こうしたらいいのでは、ああしたらどうだろうと試行錯誤しながら、日々ケアの最前線に立っています。
入居者さんの「よりよい(ベターな)生活」を目指して。
朝、昼、晩とほぼ食事を摂らず、栄養は栄養剤に頼っている状況の入居者さんです。
『口を開けないのは食べたくないから。本人の意思を尊重して食事を控えよう。』、『少しでも食べてもらえるように時間をかけて粘り強く食事を勧めよう。口を開けて食べる時もあるのだから。』どちらの考えも間違いではないのではないでしょうか。
なぜなら、その入居者さんに良かれと思って考えた介護を実践しようとしているからです。
介護には「利用者本位」という考え方があります。援助者の価値観・価値基準の基で援助するのではなく、利用者の立場・視点に立って援助観を決定していくのが大前提ですが、本人ではないため利用者の立場・視点に完璧に立つことはできません。
だからこそ、こうしたらいいのでは、ああしたらどうだろうと試行錯誤しながら、日々ケアの最前線に立っています。
入居者さんの「よりよい(ベターな)生活」を目指して。