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「東京8X10組合連合会」機関紙

撮影準備中

2010年12月07日 | 一般記事
8×10より更に大きな11×14のハンディカメラを今年開発しました。
9月の8×10写真展の時にご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。

中々出番のなかったカメラですが、ようやく重い腰を上げて撮影を再開します。
その前にカットホルダーにフィルムを装填しなくてはなりません。

この大きなフィルム現像は専用のタンクが無いので、印画紙現像用のチューブタンク(JOBO製)
を改良する必要があります。そのままでは印画紙のズレ防止用の溝のお陰でネガに傷が。

べセラーのモーターでコロコロしますが、口径が小さい分回転が得られ かえって良い結果に。
フィルムはイルフォードのHP5(ISO=400)を常用しています。

FUJIのACROSSも何とか確保はしてあります。
11×14のハンディカメラで街撮りですが先ずは銀座から撮影中です。

ホルダーの数に限りがありますので1度に撮影する枚数には限界があります。
現像タンクも1枚に1本ですので効率が下がります。

年内に数点のプラチナパラジウムプリントに仕上げて、12月23日より横浜のエリスマン邸で開催される
「プラチナプリント展」に出す予定(計画)です。

現像タンクだけはこれから急速に無くなる可能性があり必要以上に集めました。
この大きなフィルムでの作品作りが今、楽しくなる可能性が大きいです。

もちろん8×10の方も新しいカメラを開発中です。
今までの半分以下の重さに仕上がる予定です。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-04-11 22:06:18
8×10は機材が重いですからオリジナルのピンホールカメラを造っても面白いのではないでしょうか?蛇腹を使用して焦点距離を変えれるようにすると更に面白そうです。
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