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「東京8X10組合連合会」機関紙

8×10を使う

2011年05月22日 | 写真展参加者

初めて8×10カメラを手にした時は自分がどういう風に使うのか

シュミレーションをしていたので特に迷いは無かった。

レンズもホルダーもフィルムも準備していたし、撮影のロケハンは

完璧に近い状態で頭の中に。

何より写真展の開催日時が切られていたし、そのまま直ぐに撮影

を行っていた。

今考えてもベストな状態だったと思う。

爾来数年が経過し、様々な写真仲間の輪が広がっている。

一つの事を極めつつある事が実感として理解出来る。

最近になり今まで8×10とは縁が無さそうな仲間から8×10の

事を聞かれる事がある。

みんな興味はあるようだ。

大判だからという拒否反応が無いのは良い環境なのかも。

フィルムの現像からプリントまでを一つの流れとして行う事を

お勧めしている。

何よりコストダウンが必要だからです。

巨大で高価な引き伸ばし機が無くとも別の方法でプリントを

行う事も出来るので柔軟な考えを持つ事をお勧めします。

専用の現像タンクが無くとも転用が出来るタンクもあるし。

そのような事なら色々な相談も含めて8×10組合に加入すれば

解決策は色々とあります。

そのための仲間ですから。

東京8×10組合連合会では新規組合員を募集しています。

東京8x10組合連合会は、8×10カメラで「東京」を撮影しようという
簡単な理由で結成されました。

2006年にこの会の結成と共に8×10カメラを購入し、撮影を始めた

仲間(私もそうでした)も沢山います。

会の規則は会員としてオリジナルな写真を撮ることです。

何の縛りも制約も月会費や年会費すらありません。

写真は一人で撮るもの。
それでも同じ事をしている同志がいると思えば心強いものです。
この広い東京の空の下に、同じように8x10カメラを担いで歩き
回っている与太郎がいると思うだけで元気がわいてきます。
そんな会員の機関紙がこのブログです。

8×10カメラを所有して撮影し作品を作っていればOKです。
会員希望の方はコメントに書き込みして下さい。

今年になり数名の新規会員の方が加わりました。
一度退会し復帰した会員の方もおられます。

住まわれているエリアも北海道、北陸、関西の方がいらっしゃい

ますので全国どこでも海外でも良いでしょう。

国籍も問いません。

基本言語は日本語でお願いします。

男女を問わず若い人でも勿論構いません。

東京8×10組合連合会は8×10を実践していく個々の集まりであります。

 


8×10のフィルム現像

2011年05月11日 | 写真展参加者

初期の作品の時にはフィルム現像からプリントまで全ての後処理を

プロラボにお願いしていた。

8×10サイズのフィルム現像は手に負えないと考えたからだ。

大判仲間がブログでJOBOのタンクを買ったとの情報が、

前からそんな名前のタンクがある事は知っていた。

量販店に行って見たらありました。

ただし1本のタンクが9万円位する事に愕然とした。

2BWSの渡部さんに相談したら「ウチに使っていないのがある」

との事。譲るよ持って行く?との嬉しいお言葉。

それで2本のタンクと専用のポンプがウチに来る事に。

タンクが来たら来たでどのようにタンクを攪拌するか課題が。

最初は会議机を並べて両端にクッションを置きゴロゴロしてみた。

専用のローラーがB&Hで売っているので注文。

猫の手よろしくコロコロやっていた。

その事をブログに書いたら親切な方から攪拌用のモーターがあるとの事。

ebayで探して数台買う。

JOBOがあるお陰でハードルの高かった大判のフィルム現像が手軽に

出来るようになった。11×14フィルムもJOBOの印画紙用のタンクを改造

する事で現像が可能に。


8×10撮影の実際

2011年05月09日 | 写真展参加者

大型のカメラだと普通は設備の整ったスタジオでの使用が多いと思います。

そこで屋外撮影用にはフィールドタイプの大型カメラを使う事が多いです。

中にはレール式のビューカメラを使われている方もいらっしゃいます。

フィールドタイプの特徴は折りたためて持ち運びが便利な構造と、ある程度の押さえ

られた重量です。

PHILLIPS & SONS.8X10+Kodak Commercial Ektar 10in F6.3