「銭闘」 2021-08-21 00:00:00 | 日記 2021年8月21日、「ドラマは本数もギャラも年々減っていて、バラエティもちょっと出るだけでは稼げない。司会の仕事は、特に帯番組の場合、安定した収入を得られる“おいしい”仕事だ」2016年でキャスター就任10年を迎える『スッキリ!!』(日本テレビ系)の加藤浩次(当時46)。すっかり“日テレの朝の顔”となった加藤のギャラは1回の放送分(1本)で70万円だが、明るい話ばかりではないようだ。「少しずつ数字を落としている。コンビを組む上重聡の利益供与スキャンダルが大きかった。番組の存亡はけっして安泰ではない」その『スッキリ!!』を猛追しているのが羽鳥慎一(当時44)。冠番組の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が好調。こちらは80万円だ。「羽鳥は所属する事務所の力が強く、ギャラはやや高めなものの、丁寧なニュース解説が評価を高めている」2015年のタレント番組出演本数ランキングで2年連続1位に輝いた『白熱ライブ ビビット』(TBS系)の国分太一(当時41)は80万円。同ランキング2位で人気、実力ともに高い『ノンストップ!』(フジテレビ系)の設楽統(当時42)は50万円。『あさチャン!』の夏目三久(当時31)が50万円となっている。「視聴率に伸び悩む『ビビット』はリニューアル必至だが、国分は続投。同じく低迷の『あさチャン!』の夏目は、今が正念場で、2016年4月以降も続投か決まる時期」夜帯は2015年12月末に『報道ステーション』(テレ朝系)の降板が発表された古舘伊知郎(当時61)は150万円。古舘そのものギャラはそれほど高くないものの、「年間10億円ともいわれる、古舘プロジェクトに入っていた制作費がどうなるか注目だね」司会者のギャラは、民放各局のライツ部門が話し合って“定価”となるものを決めている。「タレントや時間帯、ジャンルによって決まります。時間帯なら、ゴールデンタイム(19~22時)で1時間100万円クラスのタレントなら、30分番組はその半額の50万円。2時間特番なら1.5倍(150万円)。ゴールデン以外のギャラは4分の3で75万円。ただし、定価はあくまで定価。局やそのタレントへの熱望度によって変動する。TBSとフジが高く、日テレ、テレ朝と下がり、テレビ東京がガクッと安くなる」高額のギャラを手にする司会者たちの「銭闘」まっさかりなのだが、2021年現在は・・・(井森隆)