「北から南まで動いた」 2022-01-16 00:00:00 | 日記 2022年1月16日、2016年4月14日の熊本地震を受け、政府の地震調査委員会(委員長=東京大地震研究所教授)は2016年4月15日、臨時会を開き、今回の地震は活断層「日奈久ひなぐ断層帯」の高野―白旗区間で起きたとみられるとの見解をまとめた。日奈久断層帯(全長約81キロ・メートル)は三つの区間に分かれており、高野―白旗区間(同約16キロ・メートル)は北東端に位置する。会議後に記者会見した平田委員長は、「本震や余震が同区間沿いに約20キロ・メートルにわたって起きている状況などから、同区間が北から南まで動いたとみられる」と話した。ただし、ほかの区間への影響については「まだ確定的に評価できる証拠がない」とした。同区間については、過去の活動間隔などが詳しく分かっていなかったため、同委員会は30年以内にM6・8程度の地震が発生する確率を「不明」と評価していたが、2022年現在は・・・(井森隆)