「断水、交通網寸断」 2022-01-20 00:00:00 | 日記 2022年1月20日、2016年4月16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で発生した最大震度6強の地震は、2016年4月14日以降に続く地震の「本震」と気象庁から発表された。電気やガス、水道などライフラインへの影響は九州全域に拡大した。断水は2016年4月16日午前9時現在の毎日新聞の集計で、少なくとも熊本県40万7000世帯▽長崎県35世帯▽宮崎県2600世帯--の計約41万世帯に上り、いずれも復旧の見通しは立っていない。水は出るが濁って飲用に適さないものもあるという。電柱の倒壊、電線の切断などにより熊本、大分、宮崎3県で最大約20万3700戸が停電。このうち熊本県では県内全戸の18%に相当する約19万7200戸が停電した。2016年4月16日午前8時現在も計約18万1000戸で停電が続いている。ガスは2016年4月16日午前4時現在、西部ガスがガス漏れによる2次災害を防ぐため熊本県内の約10万5000戸で供給を止めている。交通網の寸断も続いていた。西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、高速道路は2016年4月16日午前8時半現在、九州道の植木インターチェンジ(IC)-栗野IC▽大分道の日田IC-大分米良IC、速見IC-日出ジャンクション(JCT)▽東九州道の大分米良IC-佐伯IC▽宮崎道のえびのJCT-都城IC--などの各区間で通行止めになっている。鉄道はJR九州の九州新幹線が全線で運行できない状態が続いているほか、在来線も2016年4月16日午前8時現在で▽鹿児島線▽日豊線▽長崎線▽久大線--などで始発から運行を見合わせるなどしている。西日本鉄道のバスは、高速バスが福岡と熊本、大分、宮崎、鹿児島の各県を結ぶ路線で運行できなくなっている。一般道も九州各地で土砂崩れや落石などが相次いだ。福岡県警によると、同県八女市矢部村で起きた土砂崩れと落石で、付近の国道442号や県道が上下線とも通行止めになっていたが、2022年現在は・・・(井森隆)