病院にて…

学生時代にバイトしてた時の先輩を見かけた

約二十年ぶりだったけど

見た瞬間に分かった

何も変わっていなかった



けど先輩も調子悪そうで声を掛けることができなくて

本当はこんな時こそ声を掛けてあげるべきなんだろうとも思ったけど

でもホントは多分ワタシがめんどくさかった…

点滴つないだ同士で挨拶すれば

お互いに「どうしたの？」って話になるに決まってるから…

誰にでも見境無く心配かけてはいけない

まぁ、ワタシのことなんて憶えてないかもしれないけど(^^;)

それに病気を理由に

あんなにお世話になった人達との縁を勝手に切ってしまった後で

今さら合わせる顔がなかった。。。



これからは行けない場所も会えない人も増やさないように…とも思うけど

なかなか過去の清算は難しいね

こうやって行けない場所も会えない人も増えていく



病気のおかげで知り合えた人もたくさんいるけど

病気のせいで失った人達もいて

病気のおかげで見えなかったものが見えたりもしたけど

逆に見えない方がよかったこともたくさんあって



なんだろう、病気って…



今日も決して良い結果じゃない数値を見ながら

新しい病気の可能性を聞かされながら

病気なんてやっぱりいいもんじゃないと思った

それに病気は病気を生み出すからな(爆)



そんなこと思いながらもきっとワタシは

これからも病気を言い訳に生きていくのだろう。。。