あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

こっちの方が…

2013-06-05 | 散歩
早朝であれば快適な散歩が楽しめている今週です。
太陽が高くなるにつれて、気温がグイグイと上がって夏のような陽射しと暑さになりますので、快適さ重視の散歩をするならチャンスは早朝! 今朝も荻窪八幡さんへの早朝のお参りを気持ちよくしてきたところです。

地元・西荻窪は、アンティークショップが多いことで知られています。小さな町に60軒ほどはあるでしょうか。ずいぶん前に放送された「アド街」でも1位は「アンティークショップ」でした。あと、個性的な古書店があることも、西荻らしさかも。
そんな町に、4年ほど前から「六童子」なるブロンズの彫刻が出現しています。何でも、西荻商店街の組合が、街の活性化のために設置したものらしいのです。
誕生時に何かと物議をかもした「せんとくん」の作者・藪内佐斗司さんの作品で、可愛いんだかキモイんだかよくわからない童子が、6か所に設置されています。これが、商店街組合が出資して作られたのか、区の税金でできたものなのか、これも物議を醸していたりして…。

六童子は、駅南口に「花の童子」、西荻南児童公園に「おすもう童子」、西荻北中央公園に「竜神童子」、井荻公園に「大朝露童子」、地蔵坂の「縁結び童子」、地域区民センターの「上向き童子」の6体。
中でも、私がいちばん「残念だ」と思っているのが、地蔵坂にある荻窪中学校前に設置されている「縁結び童子」。童子って言うより、表情がお爺ちゃんなんですけど。設置場所としても、他の童子たちよりも中途半端な感じが否めません。
そもそも「地蔵坂」とは、八代将軍・吉宗の時代に建てられたお地蔵さまがあった(今はない)ところからその名前の由来があり、お地蔵さまがあった頃の縁日は大変賑わっていたのだそうです。そのご利益を再び授かろうというのが「六童子」設置の発端なのだとか…。
藪内さんに制作依頼をしたというところからも、商店街の意気込みが感じられますが、それほど大きな話題にもなていない六童子。地蔵坂の「縁結び童子」を改めて見ていると、お爺ちゃん顔の童子の表情が「申し訳ない」と言っているようにも見え…。
と、設置台の下を見たら、可愛いお地蔵さまが!



地蔵坂ですものね。やはりお地蔵さまがいなきゃ。グッとありがたい像になったように見えました。
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