「読書の秋」をいかがお過ごしでしょうか。私はかつてないほどの「読書の秋」を堪能しております。しかし読書三昧な日々も、どうやら週明け月曜日までとなりそうです。11月になる前に、濃密な「読書の秋」、終了です。
今秋は、というか去年末からずっとですけど、中国を舞台にした小説をメインに読んでいました。『諸葛孔明』『重耳』『孟嘗君』で10冊。中国の歴史小説ばかり読んでいるせいでは決してないのだけど、なぜだかここのところ、酢豚が食べたくて食べたくて…。まだ「食欲の秋」でもあるせいですね、きっと…。
中国の歴史小説以外では、patomilさんがくれたコメントを見て思い出し、久しぶりに宮部みゆきの『龍は眠る』を読み返しました。
以前、宮部みゆきの『震える岩』のことを少し書きました。宮部さんはミステリー小説も書きますが、私は断然時代小説の方が好きです。「宮部みゆき=時代小説」だと勝手に思い込んでいるため、単行本を収納しているコンテナの中に、これが入っていることを忘れていました。
宮部みゆきという小説家の素晴らしさは、今更私が書くまでもなく、「どこがいいの?」と問われれば「まあ、読んでみなさい」と言うしかありません。言ったあと、相手が興味を示したら「推理小説とか好きだったら『龍は眠る』、オススメだよ」と続けます。
物語の始まりは台風の夜。出逢った少年は超能力者。二人が遭遇した死亡事故。強い超能力を持った青年との出逢いと別れ。謎の手紙。魅力的な会話。極上の恋愛小説でもある。
『龍は眠る』を簡単に、もっと興味を持ってもらえるように説明すると、こうなると思います。たとえ読むきっかけがその程度のものでも、一度読み始めると「それどころじゃないよ!」となり、読み終われば、宮部みゆきファンがひとり誕生する、となるでしょう。
ストーリーの面白さはもちろんですが、さらに私が衝撃を受けたのは、この小説を書いたのが女性だった、というところでした。圧倒的な存在感と力強さを感じさせるものが、同年代の女性の手によるものだとは! 何度途中で「宮部みゆきは女性だよ、女性!」と思ったことか!
もう一冊『魔術はささやく』も読み返しました。どちらの話にも高校一年生の男の子が登場します。『魔術~』の日下守の方が『龍~』の稲村慎司よりもずっとオトナで、1年前はチューボウだった、とは思えないほどです。決して耽美小説に出てくるような少年たちではありませんが、オトナたちと関わりながら精神的にたくましく成長していく、彼らの姿を見守るように読み進めていくのも面白いかもしれません。
今秋は、というか去年末からずっとですけど、中国を舞台にした小説をメインに読んでいました。『諸葛孔明』『重耳』『孟嘗君』で10冊。中国の歴史小説ばかり読んでいるせいでは決してないのだけど、なぜだかここのところ、酢豚が食べたくて食べたくて…。まだ「食欲の秋」でもあるせいですね、きっと…。
中国の歴史小説以外では、patomilさんがくれたコメントを見て思い出し、久しぶりに宮部みゆきの『龍は眠る』を読み返しました。
以前、宮部みゆきの『震える岩』のことを少し書きました。宮部さんはミステリー小説も書きますが、私は断然時代小説の方が好きです。「宮部みゆき=時代小説」だと勝手に思い込んでいるため、単行本を収納しているコンテナの中に、これが入っていることを忘れていました。
宮部みゆきという小説家の素晴らしさは、今更私が書くまでもなく、「どこがいいの?」と問われれば「まあ、読んでみなさい」と言うしかありません。言ったあと、相手が興味を示したら「推理小説とか好きだったら『龍は眠る』、オススメだよ」と続けます。
物語の始まりは台風の夜。出逢った少年は超能力者。二人が遭遇した死亡事故。強い超能力を持った青年との出逢いと別れ。謎の手紙。魅力的な会話。極上の恋愛小説でもある。
『龍は眠る』を簡単に、もっと興味を持ってもらえるように説明すると、こうなると思います。たとえ読むきっかけがその程度のものでも、一度読み始めると「それどころじゃないよ!」となり、読み終われば、宮部みゆきファンがひとり誕生する、となるでしょう。
ストーリーの面白さはもちろんですが、さらに私が衝撃を受けたのは、この小説を書いたのが女性だった、というところでした。圧倒的な存在感と力強さを感じさせるものが、同年代の女性の手によるものだとは! 何度途中で「宮部みゆきは女性だよ、女性!」と思ったことか!
もう一冊『魔術はささやく』も読み返しました。どちらの話にも高校一年生の男の子が登場します。『魔術~』の日下守の方が『龍~』の稲村慎司よりもずっとオトナで、1年前はチューボウだった、とは思えないほどです。決して耽美小説に出てくるような少年たちではありませんが、オトナたちと関わりながら精神的にたくましく成長していく、彼らの姿を見守るように読み進めていくのも面白いかもしれません。
が、近所の図書館にはそれ以外のものが多く、自然に読んでいるけど、
それはそれで、あっという間に読めちゃって「あ~面白かった」って感じです。
私は宮部さんの「後味の良い話ばかりじゃないけど、人間ってこういうとこあるよね…」
って感じが好きです。
‘震える岩‘も怖がりの私には「ひょえ~~」と鳥肌モンだったけど、
でも不思議と読後感は悪くないんだよね~☆
こちらは1時間ほど前から風雨が強くなってきてます。こういう日こそ家で読書です 今、昨日買ってきた浅田さんの「月のしずく」を読んでますよ。
雨降りのお休みは なんとなくのんびりするなぁ~って 思って 「リッチドーナツ」買って来て 食べていたら 風が強くなってきて ビックリです
東京の方が 台風が近づいているようですが 大丈夫ですか?
それにしても とみ様の読書量には いつも驚かされます~
宮部みゆきさん まだお若いのに すごいですね!
>「後味の良い話ばかりじゃないけど、人間ってこういうとこあるよね…」
っていうの、ものすごくわかるわ~。
なにもかもが「めでたしめでたし」の話だと、小説だけどリアリティがないというか…。
今回とりあげた2作とも、超能力とか催眠術とかを扱っているけど、
「あってもおかしくないよ、こういうの」って思っちゃいますから。
『震える岩』がそんなに恐かったら、『魔術~』はムリかな~
今朝はベランダにあるものを片付けておいたけど、必要のない作業だったかも。
次は『地下鉄に乗って』を攻略する予定だったっけ?
でも本当は、浅田次郎作品は『蒼穹の昴』『壬生義士伝』を力いっぱいします。
私はこれまでのドーナツが苦手でしたけど、リッチドーナツならOKです。
宮部みゆきにしても浅田次郎にしても、読むと、
「何でこんなに凄い小説が書けるの? しかもまったくハズレがないって、どういうこと?」
って、いつも思うんですよね。
読書量に加速がついたのは、両氏のおかげなんですよ
おもしろいだけでは言葉が足りない!
分厚い本だったけど、途中で止めることができなかった。
とみさまのように、うまく感想を書けないのにため息出るけど・・・とみさま文章うまいよね~
私の「もうひとつのやっと!」
取り寄せていた「壬生義士伝」本日より読み始めます。(近くの本屋になかったの)
その間に「憑神」読んでました。
浅田さんの虜の仲間入りです。
あっ「しゃばけ」ドラマ化されるそうですよ~
えっとぉ、いつ読んだかわかんないくらい昔…。
んで、何回も読み返した!
この2冊も好きだし、『レベル7』も好き
あれ?宮部さんだったよね?
魔術とか超能力、霊能関係好きなんですよ~
時代小説はどなたのも読んでないから、スキかどうか不明
久々に龍は眠る読みたくなったよ。
探してみようっと
ところで『壬生~』はいかがでしょう? もう号泣しちゃいました?
あまりにも号泣すると、ぱとらさんが心配しちゃうかも、です。ご注意を!
『しゃばけ』の放送日、やっと決まりました。
11月24日って、1ヶ月も先じゃん!
なおどんさんもこの作品、好きなんだ~ 良いよね~。
確かに『龍は眠る』は、何度も読み返したくなる作品だよね。
是非探して読んで・読んで
『レベル7』も宮部さんのです。時代小説も良いよ~