雨の日に中華街

久しぶりにJ女史と会う約束をしました。しかも横浜・中華街で！　当日は前夜からの雨が降っており、かなり肌寒い日でした。さすがに「最強の晴れ女」の私でも、梅雨前線には勝てないのです。そんなお天気でしたが、大好きな中華街ですから、待ち合わせ時間よりも早めに行ってちょっとだけ散歩してみました。
平日で雨の日。それほど多くの人がいるわけでもなかった街を歩いていると、中華まんを蒸している湯気、甘栗の香りに、故郷でもないくせに何故か『中華街に帰ってきたな～』と思ったりします。

さて、久しぶりに会ったJ女史。相変わらずお元気そうで何より。
とりあえずランチをいただくため、J女史が大学生の頃によく通っていたというお店でバイキング。食べることよりもしゃべることの方が忙しかったこの日のお昼でした。

そしてお腹もいっぱいになったところで、J女史オススメのスポットへ行ってみることにしました。中華街のすぐそば、横浜情報文化センターにある日本新聞博物館です。
新聞が辿ってきた歴史を、地方紙なども交えて展示しているのがメインですが、特に展示方法が素晴らしい。とてもわかりやすく、見やすく、丁寧に紹介しているところに感動いたしました。それに、実際に使われていた巨大な輪転機（新聞の印刷機）とか、本物の活字を見ることができたり「新聞製作工房」で新聞記事を作る体験ができたりします。さらに私たちは“新聞配達ゲーム”（正式名は忘れました…）でひと盛り上がり。おばちゃん二人でキャッキャ言いながら遊んでしまいました。
もし横浜へ行くことがあれば、中華街でご飯を食べる計画があれば、是非、この施設にも行ってみてください。老若男女問わず楽しめます。面白いです。オススメです。

さてお天気の方ですが、ランチを食べ終わってお店を出るときから、傘は不要になっていました。
「あれ？　雨上がってるよ」
「今日はとみさんと一緒だから、きっと午後から傘はいらなくなると思ってたわよ～」
どうやら“新聞配達ゲーム”にも梅雨前線にも勝っちゃったようです。