あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

新譜だったのに…

2016-01-16 | スポーツ・エンタメ
年明けしたばかりなのに、いきなりの衝撃でした。
まだちょっとギュウギュウな日々なので、8日にCDだけは買っていたのです。ギュウギュウが落ち着いたら、じっくり聴こうと思って。
凄く楽しみにして新譜を買ったのに、聴くときには遺作になってしまっただなんて……。

「ニュース見てさ、とみのこと思い出してさ。どう、大丈夫?」
って、まるで私が遺族みたいに、おくやみの言葉みたいに久しぶりに連絡をしてくれた人もいて、話しているうちに、私もまるで遺族みたいな気になってそれを受けたりして。
だってその人は「デヴィ~♪ デヴィ~♪」ってキャイキャイ言っていたころの私を知っているから。どれだけアーティストとして素晴らしい人なのかを、力説していた私を知っているから。『戦メリ』を劇場で何度も何度も観ていた私を知っているから。カトリーヌ・ドヌューブと共演した映画で、2ショットの映像がどれだけ美しかったかを熱く語っていた私を知っていたから。
そういえば、ミック・ジャガーの動きのマネが上手かったK君と、テレッテレの白いロングコートを着た私とで、ピョンピョン踊りながら遊んだこともあったな~。

状況的にギュウギュウじゃなかったら、喪失感がハンパなかったかもしれません。
今日、ようやく「新譜」を聴きました。何と言うアーティストだったのでしょうか。とんでもなく素晴らしい作品を残して、彼は逝ってしまいました。いや、地球に落ちてきた男なのだから、帰って行ったんでしょう、どこかの星へ。
新譜が出るのを楽しみにしていたのは、フレディと彼だけだったから、もうこれから先、一生CDを買うことはないでしょう。これが私にとっての最後の新譜CD。

メッセージは受け取ったよ。だから明日からは、青い鳥を見つけて微笑みます。あ、そうそう、もうそっちでフレディと会えた? もう『Under pressure』は歌ったのかな? 『スペイス・オディティ』を聴いたあの10代の頃から、たくさん夢中にさせてもらいました。楽しかった。ありがとう。
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