自分は未成年者が好きだ、と山本容疑者はテレビで公言していました。
おそらく、半分はネタで、半分は本気だったのでしょう。
未成年者との性行為は、基本的には犯罪行為であると、僕は認識しています。
もちろん、恋愛の自由はあります。
お互いが恋愛関係を結んだ上での行為まで、法律は取り締まるわけではないでしょう。
ただ、お金を介した「買春」「売春」については、とにもかくにも買った方(主に年長の男性)を罰しましょう、というのが原則になっているようです。
そういうわけで、山本氏は書類送検となりました。
逮捕に至らなかったのは、女性側にも「同意した」とされる行動があったと、警察が判断したからのようです。
それにしても、そんなにセックスがしたいものなんでしょうか。
ベッドに押し倒して挿入する、ということだけをセックスと捉えている発想力が、非常に貧困だと思います。
人間は何らかの意味で「変態」である、といいます。
それは、すなわち「何が変態でないか」を定義できないからです。
僕は「女性が嫌がることを無理強いする」ことは、基本的に変態行為であると思っています。
つまり、相手となる女性の考え方によって、「変態性」も変わっていくということです。
僕は、買春をしたことがありません。
風俗店なるものを利用したこともありません。
そこまで強い性衝動に襲われたことがないし、そういうことに対してお金を使うことに意味を見出せません。
セックスに対する欲求や願望はありますが、前述のように「ベッドで挿入する」ことだけがセックスだとは思っていません。
好意を抱いている女性と一緒にいること、お互いの心のうちを語り合うこと、あるいは手をつないだり、肌を寄せ合ったりすること。
そういういちいちの要素が、広い意味でのセックスだと思うからです。
互いが裸になり、互いを求め合う。
肉体的な要素を否定するわけではないけれども、そこだけに限定する理由もありません。
愛している女性の笑顔を見るだけで、胸がドキドキして、優しい気持ちになれる。
それだって一種の「エクスタシー」ではありませんか。
あえて言ってしまえば、今回の事件は何らかの形で女性が「拒否した」という事実があったからこそ、犯罪として明るみに出たわけです。
もし、この女性が金銭なり何なりの条件で「同意」していれば、密室で二人きりでした行為は「犯罪」と定義されることもなかったでしょう。
強姦罪が親告罪である理由は、こういう事情にもよるのだと思います。
性行為そのものを罰することはできないわけで(ましてや、互いが成人であればなおさら)、そこに「同意」があったかどうかという「心の問題」を法律で扱わなくてはなりません。
ですから、女性側(被害にあった側)の証言が何より重視されるでしょうし、まして今回のように女性が未成年であった場合、男性側に反証する余地はほとんどないといえます。
そういえば、未成年女性の飲酒を容認した、という報道もありましたよね。
>「ゲーム感覚で合意があった」と容疑を一部否認している。
それが仮に事実だとしても、その遊びが違法行為にあたることも判っていたはずです。
女性側に同意があろうがなかろうが、成人男性(しかも有名人)が未成年女性と性行為を行なうこと自体に、大きなリスクが生じることくらい承知していたはずです。
自業自得、という言葉しか思い当たりません。
最新の画像もっと見る
最近の「えっち」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事