なるほど。確かにそこは気になるところですね(←他人事)。
長くなりますが、順に書いていきます。
直接のきっかけとなったのは昨年末のこと。
日頃お世話になっている伊勢さんと、芝居合宿を企てました。
わたくし、大学時代に演劇サークルに入っておりました。
伊勢さんは高校の頃、映画研究部に入っていたこともあり、自主映画を何本か作ったことがあります。
縁があって、僕のいた演劇サークルや、OBが旗揚げした別劇団(今は解散してしまいました)のお手伝いをいただいこともありました。
お互い30歳を超えて、ここらで何か芝居めいたことをやりたいなぁという思惑が一致したのでしょうね。
ともあれ、自分の中でも芝居熱が盛り上がったことは確かです。
とはいえ、集めようとするメンバーもほぼ同世代=立派な社会人。
合宿といえども、かつてのように1週間民宿に泊まり込んで、とは行きません。
前述の通り、芝居めいたことをやるのが精一杯です。
しかも、僕も伊勢さんも素人同然の演劇歴。楽しくはやれても、技術的・理論的なバックボーンは皆無です。
そこで考えたのが、エチュード(即興芝居)や朗読劇を主体としたもの。
上手い・下手を気にすることなく、1泊程度でもそれなりに形になるでしょう。
そもそも、僕は朗読が大好きでした(上手いということではなく)。
活字を声に出して読むことで、世界が広がっていくような感覚が快感なのです。
数年前、演劇サークル時代の友人が結婚した際に、他の仲間と共に披露宴の余興をやりました。
その際、僕が脚本を書いて、朗読劇をやったのです。
観客の受けはさておき、僕自身としてはとても楽しかった。
仕事で、一度だけアテレコをやったことがあります。
映像プレゼンの資料作りだったのですが、親会社(映像素材の制作を手がけています)所有のスタジオで、プロのスタッフに声を録ってもらいました。
映像と合わさったものを見た時には感動しました。出来映えはさておき。
そんなこんなで、演劇合宿と聞いて「これは声がポイントだ」と思ったわけです。
恥多き人生ではありますが、他人に褒めてもらったことも幾度かあります。
その一つが声。
なので、ひそかに誇りは持っていたのです、自分の声に。
でもMP3レコーダーを通して聞いてみると、なーんか微妙なんですよね、自分の声って。
誰しもそうだとは言いますけれど、どうにも自分の声に馴染めません。
特にカラオケなんかで、ちょっぴりおすましクン状態になった時の、己の声。
「お前、ちょっといい気になってるだろ?」と問いつめたくなります(いや、実際なってるんですが)。
まぁ、何度も自分の声を聞いていれば、少しは慣れてくるんですかね。
そういう反省の機会を持つためにも、今後さらに録音素材を集めて、精進するつもりです。
今度は討論会やりたいな。テーマ募集中です。
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