とみしゅう日記

名もなき、小さなキミへ

名もなき、小さなキミへ。

はじめまして。
といっても、僕はキミの顔をまだ見ていない。
キミの泣き声も聞いていない。

キミはまだお母さんのお腹の中にいるんだよね。
とても小さな心臓が、かすかに、でも確かに動き続けているんだよね。

キミのお母さんが、キミのことをどれだけ心配しているのか。
僕はちょっとだけ知っている。
離れそうになりそうなキミの手を、しっかり握り続けていることも知っている。

キミがいずれ生まれてくる社会は、必ずしも豊かで幸福に満ちているとは言えないかもしれない。
でも大丈夫。
キミを愛してくれるお父さんがいて、お母さんがいて、お兄ちゃんがいる。
キミのお父さんを愛してくれる人、お母さんを愛してくれる人、お兄ちゃんを愛してくれる人も、たくさんいるんだよ。

キミが大きくなったら、きっと素敵な友達がいっぱいできるんだろうね。
友達って、とてもいいものなんだよ。
いつの日か、キミに会う機会があったら、キミとも友達になりたいなぁ。
ちょっと年齢が違いすぎるかもしれないけれどね。

キミのお母さんが、とてもキミに会いたがっているよ。
どうか、元気に生まれてきてね。

少しだけ遠いところから、キミのお母さんの友達として、祈っています。
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