階段を下り、入り口で会費を払う。
参加者は80人程度と聞いていたが、会場の規模も同数のキャパに見えた。
あまりに広すぎても散漫になるし、狭すぎると慌ただしくなる。
余談になるが、僕はあまり二次会で飲食をしない。
幹事をやっていた会が多かったから、ということもあるのだけれど、飲み食いよりも「参加したい」という気持ちが強いからかもしれない。
2時間という枠は、長いように見えて実はとても短い。
単なる会食であれば充分かもしれないが、誰かと語らい、何かしらのゲームに興ずる時間としては、やはり短い。
短いからこそ、愛おしく、楽しいのだろう。
今回の二次会では、思うところあってプチ仮装をしてみた。
ハロウィンが近いということもあって、パンプキン&コウモリが付いたカチューシャを付けた。
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のジャックや、ケロロ軍曹のぬいぐるみをぶら下げたりもしてみた。
まぁ、ケロロ軍曹は単なる流行ものとしての好みなのだけれど。
正直、周囲の反応は芳しいとは言えなかったけれど、個人的には気恥ずかしさ4割&楽しさ6割という感じ。
やってみてよかったなと思ってる。
ただ、この手のプチコスプレは、女性のほうが可愛らしくて似合うのかもしれないとも思った。
なんといっても33歳の♂である。
見る側にしてみれば、気色悪い風景だったのかもしれない。
披露宴・二次会を通じて、新郎のテンションはかなり高かった。
おそらく逮捕寸前の○原健一くらい高かったと思う。
もちろん、キチソン君は健全な青年ですよ。←今さらのフォロー
新妻のakichi嬢は着物姿での登場となった。
艶やかというか、おきゃんというか、ともかくよく似合っていた。
司会進行は、以前の投稿にも登場した、キチソン君の親友(にして僕の後輩)のH。
いい声なのに噛む男、H。
笑顔はステキなのに、口がちょっぴり半開きのH。
相変わらず絶好調に噛みまくっていたものの、なかなか見事な進行ぶり。
職場でさぞかし鍛えられたのだろう。
二次会の恒例である、新郎・新婦へのクイズ(罰ゲームはもちろんキス)、ビンゴ大会(かろうじて景品をいただきました)と、会は順調に進んでいく。
そして、本日のメインイベント。
キチソン君が愛する女性歌手ユニット、Areareaのミニライブが始まった。
初めてAreareaの二人を目の当たりにして、僕の頭の中にはきわめて当たり前の感想ばかりが浮かんだ。
「女性の二人組か。Kiroroみたいだなぁ」
「たいした音響設備もない中で、これだけうまく歌えるなんて凄いなぁ」
「あのハゲ頭(=新郎)が邪魔で、二人がよく見えないなぁ」
などなど。
応援してきた歌手に、二次会で歌を唄ってもらえる。
本人にとって、これはかなり幸せなことといえる。
裏を返せば、それだけキチソン君はAreareaというユニットにとって「大切なファン」だったのだろう。
最後の挨拶に至るまで、キチソン君は喋り続けていた。
それは、やはり彼の心の中にある「もてなしの心」が為したことだったのだろう。
akichi嬢も、そのことはよく判っていたのだと思う。
だから、きっと「彼のやりたいこと」をやりたいようにやらせてあげていたのだろう。
ふふん、という顔つきで「お先に結婚しちゃってすいません」などと腹立たしいことを言いながらも、実は誰よりも細やかな気配りをする男、キチソン。
二次会の記念品を手渡ししながら、ちゃんと僕の時は渡し渋るという細かい芸を見せる女、akichi。
こんな「できた人間」同士がちゃんと結ばれるのだから、ロマンスの神様もうまいことやってるもんだなと感心してしまう。
改めておめでとう、キチソン君、akichiさん。
僕は二人のことが大好きです。
二人の友人でいられることを、心から誇りに思います。
でも、『マリオテニスGC』では絶対に負けません。
あと、○ゲっていうな (-゛-メ)
<完>
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