とみしゅう日記

実録!2007年3月25日!【前半】

なんかね、いろいろあるじゃないですか、インターネットって。
mixi でもあーだこーだあったりとか、ブログでもなんやかんやあったりとか。

僕のような「名もなきブロガー」は、世間にたくさんいるはずなんですよ。
で、「名もなき」ならではの悲喜こもごが、必ずやあるはずなのでして。

今回は、インターネットにまつわる「喜」のお話から始まります。

昨年末に、友人から誘われて mixi に加入しました。
基本的に飽き性なので、スタートダッシュだけかまして、
あとは友人の日記を読むだけにしようと思っていました。
で、まあ、今のところは普通に日記を書いているわけですよ。
大学時代に所属していた演劇サークルのコミュニティなんぞも作りつつ。

ある日、メッセージが届いたんです。

mixi ってのは、会員全員にIDが割り振られていて、
各IDごとの「部屋」が提供されるわけです。
その部屋の中で、日記を書いたり、映画や音楽の紹介をしたり、
いろんな「自分」を見せることができるんですよ。
検索機能なんぞを使って相手の名前が判れば、
その「部屋」宛てにメールを出すこともできます。

で、メールが届いた、と。
誰からか、といいますと、高校時代の後輩からだったんです。
名前出すのもあれかと思うので、ここでは「ミッチー」さんとしておきます。

実のところ、ミッチーさんとのやりとりは、すでに別のところでしていたんです。
彼女は自分のブログを持っていて、僕はそのブログの読者でした。
かれこれ1年くらいになるかとは思うのですが、
たまたまGoogleで彼女の名前を検索したときに、
そのブログがヒットしまして、それ以来の間柄です。

ミッチーさんは、某劇団に所属する女優さんです。
テレビに登場するような有名人ではないけれども、
明日のスターを目指して切磋琢磨を続けているであろう彼女の姿(写真)を、
劇団のサイトで見ることができました。

高校卒業後、ほとんど会う機会がなかったミッチーさんは、
しかし当時の面影を十分に感じられる容姿で、
「あぁ、まちがいなく、あのミッチーさんだ」ということがわかりました。

とはいえ、魑魅魍魎が跋扈するインターネット界。
僕はまちがいなくミッチーさんの先輩ではあるけれども、
本人に直接会わない限り、証明するすべはないわけです。
ブログのコメント欄で異常なアピールでもしようものなら、
「ちょっとアレな人」として扱われることは必至。

というわけで、初めてコメントを付けるときには、
できるかぎりプライバシーを排除しつつも、
「わたしは、あの“とみしゅう”です」
ということを伝えようとしたわけです。

幸いにも、ミッチーさんは僕のことを覚えていてくれたらしく、
僕のブログもそれ以来覗いてくれるようになったようです。

互いのブログの読者として、
僕とミッチーさんの細々とした関係は続いていました。
彼女の劇団が毎月ライブをしていたことは知っていたけれども、
「いつか行ってみよう」と思いつつも、ためらいがあったのです。

ミッチーさんにとって、自分は「遠い存在」であるに違いない。
ましてや自分は男だし、なにかしらの下心があるように思われたら、
とても嫌だなぁと思ったわけですよ。
自意識過剰なことは判っているんですけどね。

ともあれ、そういう心情でいる中で、
ミッチーさんから mixi 経由でメッセージをもらえたことは、
自分にとってこの上ない吉報だったのです。
そうか、自分はまだ「先輩」として信頼してもらえているんだな、と。

僕は、すぐに返事を書きました。
ぜひマイミク登録をさせてください、
もしよければ、一度ゲーム大会に来てください、
などなどを。

ゲーム大会は、今の僕にとってはライフワークともいえる集いです。
テレビゲームというツールを使って、親しい仲間たちと遊ぶ。
ここ最近では、ゲームをする時間はむしろ短くなって、
(参加者が増えてきたことが要因)
他愛もないおしゃべりに花を咲かせる時間が増えてきています。

そういう場にミッチーさんが来てくれたら、
10年近くのギャップも早いうちに埋めてしまえるんじゃないだろうか。
そうやって、また以前のように…
いや、以前とはまた違った形で、交流がもてるんじゃないだろうか。
そんな期待で、胸が膨らみました。

ミッチーさんからのお返事は、またまた喜ばしいものでした。
次回のゲーム大会は、
すでに用事が入っているので来られないとのこと。
でも、僕のブログの記事を読んで、
おもしろそうだなぁと思っていてくれたらしく、
一度行ってみたいです、と興味を持ってくれたようなのです。

こうなったら、逃がしませんよ

次回のスケジュールが決まってすぐに、
ミッチーさんにメッセージを書きました。

そして…
ついに……

ミッチーさんが来てくれることになりました!


(↑ケータイでご覧のかたへ:オロオロしている絵文字が入っています)

いや、動揺しなくてもいいんだけどね…

新しい仲間が増えるというのは、いつになっても嬉しいものです。
もちろん、ミッチーさんはかつての後輩になるわけだけれども、
ブログという技術がなければ、
mixi というコミュニティがなければ、
おそらく連絡を取り合う機会はなかったことでしょう。
21世紀に生きる存在でよかったなぁと、しみじみ思いました。

さてさて、なんだかんだでゲーム大会当日。

キチソン夫妻とともに昼食をとることとなりました。
それならばと、ミッチーさんにも早く着てもらえることになり、
会場の「もりま様」宅の最寄り駅で待ち合わせをしました。

こちらは劇団のサイトで写真を見ていますから、
ミッチーさんの容姿は大体わかります。
しかし、ミッチーさんにとっては、高校時代のかすかな記憶しかないはず。
駅に着いた時点で、連絡をもらえるようにしておきました。

待ち合わせのほぼ定刻。
ケータイに「着きました」というメールが!
駅のロータリーに、ミッチーさんらしき女性が!!
キチソンくんの車を降りて、そちら側に歩いていくとみしゅう!!!
しばし戸惑うミッチーさん!!!!

…いや、ごく普通の対面でしたよ、ええ。
「どうも、ひさしぶりです」みたいなやつで。

しかし、さすがはミッチーさん。
ステキな挨拶を用意してくれていました。

「実は、とみしゅうさんの夢を見たんですよ」

えっ? それはいったいどういう…

「とみしゅうさんが、丸顔になった夢だったんです」

運転中のキチソンくんが、あやうくハンドルをとられそうになっていました。

高校時代から比べると10キロ近く太りましたが、それでも 63 kgの軽量級。
体脂肪率も20%を切っていますし、手首の細さは工藤静香にも負けません。
そういう体型ですので、おそらく世間的に丸顔とは呼ばれないはず。

ミッチーさんの夢は、いったい何を暗示していたのだろう…

そんなことはさておき、まずは腹ごしらえです。
キチソン's wife であるアキチ嬢のリクエストで、ステーキハウスへ。
はねる肉汁と格闘しつつ、
ミッチーさんの波乱万丈な人生を振り返ってもらいました。

大学入学時に、劇研(劇場のロビーで時々見かける芸能人を観察して
研究する会、じゃないやつ)を立ち上げたときの話。
今の劇団に所属することになったきっかけ。
(寒い冬の夜に、楽器屋のショーウィンドウにあるトランペットを見ていたら…
みたいなやつ)
ブログに対する「ちょっとアレな」コメントに、どうやって対抗するべきか。
(ほうきを逆さに立てかけておく、的なもの)
美味しいステーキとともに、楽しい時間もあっというまに消化されていきます。

ゲーム大会の開始時間も間近に迫り、店を後にしました。

もりま様宅のすぐそばにあるスーパーでお買い物。
ソフトドリンク、ハードドリンク(アルコール飲料)、お菓子などを購入します。
ミッチーさんは酒飲みのご様子ですが、今夜は別件の用事があるとのこと。
次回はぜひ飲み明かしたいですね、うん。

もりま様のニョーボー「もとちさん」は、
中高大いずれも僕と同じ学校という、生粋の後輩であります。
でもって、年齢はミッチーさんと同じ。
つまり、二人は同じ高校の同級生なのですよ!
しかも、当時の僕の彼女 (Fさん) は、二人にとっての親友。
ああ、なんと悩ましい四角関係…

いや、そんな大げさなものじゃないんですけどね。

ミッチーさんは、Fさんとはほぼ疎遠になっているそうですし、
もとちさんもミッチーさんのことは
「顔を見たことくらいはある」という程度の関係なので、
ほぼ初対面なわけですよ。

でも、そこは同じ学校のよしみ。
もとちさん所有の卒業アルバムを見ながら、当時の話もひとしきり。
ちなみに、この当時のもとちさんに似合うBGMは、尾崎豊の『卒業』。

そんなおしゃべりをしているうちに、今度は「3人娘」が到着。
リカ、サヤカ、ヨーコの仲良しトリオです。
サヤカは、今回のゲーム大会のために、「やや遠方」より来てくれました。

この3人のコンビネーションは、実にすばらしいものがあります。
基本的に、
・ボケ:リカ&サヤカ
・ツッコミ:ヨーコ
なのですが、さらに細かく分けると
・ボケながらつっこむ、リカ
・ボケてボケてボケまくる、サヤカ
・冷静にならざるを得ない、ヨーコ
という感じでしょうか。

彼女たちが大学に入学して以来の付き合いですが、
このあたりの配分はさして変わっていません。

サヤカは、年明け早々に「メガネが真っ二つに割れた」そうで、
新しいメガネをしていました。

けぺ、イダーサも続いて到着。
いま最も幸せであろう男、イダーサですが、
しかし、その彼女であるリンちゃんは来ていません。
家族で旅行に行っているのだとか。

けぺ's ダーリンのウラッコさんもやってきました。
一年でもっとも忙しい時期を迎えているに違いないウラッコさんは、
しかし相変わらずほがらかなのであります。

さて、ミッチーさんが帰ってしまう前に、まずはWiiで遊ぼうじゃありませんか。

取り出したのは、Wiiスポーツ。
選んだ種目はテニスです。
ラケットに見立ててWiiリモコンを振るだけという、なんともお手軽な操作方法。
しかし、やってくるボールにタイミングを合わせるのがなかなか難しく、
ラリーを続けるのは難しかったりもします。

とにかく人数が多いので、ランダムにチームを組んで、ダブルスで対戦。
わたくしはミッチーさんと先輩・後輩コンビを組みました。

前述のように、ボールを打ち返すタイミングがなかなかつかみづらいのですが、
そんな中でも何度かきれいなリターンを見せるミッチーさん。
10年以上の空白をものともしないコンビネーションで、見事勝利を収めました。

楽しい時間はあっというまに過ぎていき、ミッチーさんお帰りの時刻です。
もりま様家の廊下にずらりと並んだメンバーが、
Zoo の“Chu-Chu Train”を髣髴とさせるローリングを披露します。
これぞ、ゲーム大会伝統の「見送りの儀式」…ということにしましょう、今後は。

近くの交差点まで、ミッチーさんを見送りに出ました。
ミッチーさんは、とても楽しんでくれた様子です。
遠いところをわざわざ出てきてもらってありがとう、ミッチーさん。
また機会があったら遊びに来てください。
というか、また必ず誘いますね。

さて。

ゲーム大会は、後半戦に差し掛かります。
実は、もうひとりゲストが到着していました。

というところで、続きはまた次回に。
長文にお付き合いいただき、感謝です

コメント一覧

とみしゅう
いやん (*ノωノ)
…というわけで、後編アップしました。
だいぶ短くなりましたけれど、
それでも2000文字弱はあるのですよ。

宜しく哀愁です
おキチ
んで
後編はどうなってるのよっ!!
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