(厳密に言えば、そういう言葉づかいを出演者にさせた、作り手の姿勢について、ですが)
同じことを書いてもなんですから、違う視点で「言葉」について考えてみることにします。
仕事がら(校正&翻訳)、目にする&耳にする言葉については、けっこう気になるたちではあります。
…まあ、自分の言葉づかいは、このさい棚に上げるとして (^_^;)
以前、ブログにも書いたかもしれませんが、そこそこの企業のCMで“X'mas”なんて表記を、いまだに見かけるんですよ。
そのアポストロフィー( ' )を、いますぐ取れ!
あと、クォーテーション“ ”の使い方がおかしいケースも、よく見かけます。
”こんな”ふうに、同じ向きのもので囲っているケースですね。
お節介にもほどがあるWordなんかだと、オートコレクトで勝手に直してくれるわけですが…
日本語の表記ルールはけっこう緩い、ということを、小説家の京極夏彦さんがおっしゃっていたことがあります。
以前に編集のお仕事をなさっていたことがあるそうですから、なおさら気になるのでしょうね。
話し言葉というのは、文法的な正確さに欠けても、雰囲気で伝わることが多々あります。
ただ、書き言葉で雑な表記を見せられると、「まったく、もう… (-.-;)」という気分になります。
とはいえ、その文章で目に付く箇所が、個性という長所なのか、“未必の故意”ゆえの短所なのか、結局は読み手の感性に委ねられるわけですよね。
書き手である自分、読み手である自分。
どちらの立場になっても、できることなら“美しい感性”を保ったままでありたいものです。
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とみしゅう
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