その感想を書こうと思います。
最寄り駅近くのパスタ屋さんで、もとちさん&ゆうたんと待ち合わせ。
開演時刻までさほど余裕はありませんが、ライブは長丁場になることが予想されますので(前回は3時間ほど)、きっちりと腹ごしらえせねば。
もちろん、会場となるライブハウスでも飲食は可能ですが、前回の印象では「味がいまいち…」だったんですよね。
僕は、黒豚とゴーヤのペペロンチーノ。
もとちさん&ゆうたんは、ミートソースとたらこのハーフ&ハーフ。
料理が来るまでの間、ゆうたんは漫画本を熱心に読んでいました。
もとちさん曰く、「(単行本を)10冊持ってきた」そうです。
…ゆうたん、君はいったい何をしに来たのかね? (・_・>)
会場までは、大人の足で歩いて10分ほどかかります
しかし、今回は小学2年生が一緒ですので、15分ほどかかりました。
ミッチーさんが受付をしていたので、まずはご挨拶。
予約しておいてもらった座席は、会場中央のやや後方、ステージが見やすい位置です。
金曜の夜ということもあって、場内の座席はほぼ埋まっていました。
おチビさんは“ゆうたん”だけかな…と思っていたら、他にも子ども連れのグループがいましたね。
ゆうたんは、クリームソーダのアイスがなかなか食べられなくて、悪戦苦闘(グラスの背丈が高いからね…)。
ちなみに、わたくし三十路を超えていますが、いまだにクリームソーダが好きです。
予定時間(19時30分)を少々過ぎたあたりで開演となりました。
ミッチーさんの話では、今回のライブは今までと違う試みをするとのこと。
はてさて、どうなりますやら…
第一部は、見たところ前回と同じ構成でした。
今回が初ステージという新人さん(Aくん)、ルックスが高校時代の友人にちょっぴり似ています。
なんとも不思議な空気感を持っている人ですね、Aくん (^_^;)
「取調室」の犯人役では、いったいどこへ行ってしまうんだろう? と不安になるほどに、独自のワールドを作り上げていました。
そうそう。
この「取調室」の設定は前回も見たのですが、演者さんはやりづらくないのかなぁ…
個人的には、「自白したい犯人」ではなく、「自白させたい刑事」にしたほうがいいのではないかと思うのですよ。
あまり設定を付けすぎてしまうのはダメかもしれないけれど、たとえば刑事が犯人に証拠を突きつけるわけですよ。
で、2つ目の証拠までは犯人にしらを切られてしまうのだけれど、3つ目の証拠が「動かぬ証拠」となって、犯人がついに自供してしまう…としたほうが、見ていておもしろいかなぁと思います。
さて、第一部が終了。
ここでは、ミッチーさんの出番はありませんでした。
ゆうたんは、第一部こそ爆笑しながら見ておりましたが、どうやら「電池切れ」らしく、もとちさんに寄りかかりながら寝ております。
ライブがつまらないわけではなく、子どもってこういう「不慮の睡眠」が多いんですよね。
さて、第二部です。
ここで、新しい試みの正体が判明しました。
即興ドラマを「連続もの」で見せていこう、という試みのようです。
3チームが、それぞれ設定の異なる役柄に扮して、即興ドラマを作ります。
その際、直前に引いたくじのキーワードを劇中に盛り込む、という制約がつきます。
で、ドラマの終了後、観客の判断を仰いだうえで、そのドラマを継続させるかどうかを決めるわけです。
継続決定となったドラマは、次回のライブで「続き」が見られる、というわけですね。
えーと、すいません。
わたくし、大変厳しい評価をしました。
もとちさんにも、「けっこう(評価が)からかったですね ^_^;」と言われたほど。
なにせ、ミッチーさんが出ていたドラマにすら、ブーイングをしましたので。
(おもしろかったドラマには“Yeah!”を、つまらなかったドラマには“Boo!”を、それぞれ評価時にアピールするわけです)
わたくしは、1本目と3本目にブーイングをしました。
1本目の『青春キックオフ』は、思いのほかキャラクターが立たなかったなぁ…と感じました。
ただ、連続ものとしての「引き」はできていたんですよね。
教育指導の先生に連れて行かれた彼女を助け出せ! という感じで終わったので。
ただ、この時点では他との比較ができなかったので、キャラの弱さをマイナスに評価して“Boo!”としました。
2本目の『ワニ刑事』は、無意味にセクシーなラーメン屋の店員(でも実は…)というキャラがよかったですね。
ただ、あの流れだと、店員さん役として次回に出るのは無理ですよね…
また他の役で登場するのかしらん。
ルパン三世の峰不二子みたいな設定にしたらおもしろいかも。
先輩刑事と後輩刑事との関係性(ピンチになると立場が逆転する、とか)、ぐらいは固定してしまってもいいような気がします。
ともあれ、次回の「峰不二子」の活躍に期待しつつ、“Yeah!”。
3本目は『愛の診療所』。
ミッチーさんは、ナースルックで登場しました。
しかし…こうして3本続けてみてみると、「即興芝居は、3人以上登場したときにどうするか?」が課題になるかもしれませんね。
即興ですから「安定」する必要はないわけですけれども、客に見せることを考えた場合に、「娯楽性」を提供する必要はあるわけです。
会話というのは基本的に1対1ですので、登場人物というのが一番「安定」するわけです。
3人もいけると思うんですよ。
2人だけだと会話が行き詰まることがあるので、「第三者」が助け船を出せます。
ただ、4人以上になってくると、キャラの「色分け」が見えづらくなってくるんですよね。
タイミングとしても、展開の後半に「第四者」が登場せざるを得なくなります。
今回のような連続ものにする場合、「第四者」が次回に繋がるであろうキーパーソンになればいいわけですが、そうでなければ本筋に絡むのは難しいだろうなぁ…と思ってしまうのです。
いや、こちらは観客なので、単におもしろがって見ていればいいのでしょうけれど……
やっぱりダメですね、もともと理屈っぽい性格だし、なまじ芝居をかじった経験があるので、「もし、自分が演者だったら」と思ってしまうんです。
というか、そもそもこんな性格のやつは演者にならないほうがいいですね、はい。
話を『愛の診療所』に戻しますと、まさにミッチーさんが「第四者」の存在だったんですよ。
主人公の男性医師の妻(院長夫人ってことかな?)という設定だったのですが、本筋にはうまく絡めないまま終わってしまった気がします。
医師が女性患者にガンを告知する…という展開で、ちょっと「うーむ」と思ってしまったんですよ。
実際の病名を出されてしまってして、「これを笑っていいのか?」と迷ってしまいました。
演者さんも「これではいけない」と思ったみたいで、空気で伝染する何かしらの病気のほうに路線変更しようとしたのですが、いかんせんその病気の主体を「笑えるもの」に転化しきれずに終わってしまいましたね…
Dr.コトーのように、この病院で起こるできごとを連続で描いていく…ということになるのでしょうか。
ミッチーさんの次回の活躍を期待する気持ちもあったのですが、今回だけで見れば「第四者のジレンマ」が目についてしまったので“Boo!”としました。
ともあれ、僕の評価とは関係なく、3本とも存続決定となりました。
次回はどんな展開になるのでしょうか o(^-^)o
第2部が終了したところで、時計はすでに22時を回っています。
この時点で帰るお客さんがけっこういました。
構成上やむを得ないとはいえ、できれば22時くらいで終わらせてもらえるとありがたいかなぁ。
まあ、帰るも帰らないも客の勝手ではあるわけですが、できることなら最後まで見てから帰りたいですものね。
やはり終演時刻を考慮したのか…どうかは判りませんが、第3部は即興ミュージカルのみとなりました。
ここでもミッチーさんが登場。
第2部で帰ったお客さん、もったいないことをしましたね!
(やむを得ない事情だとは思いますが…)
と気の毒になるほど、即興ミュージカルは楽しかったです♪♪♪
なんといっても、今回のMVPは新人のA君ですね。
「血縁」には、してやられました。
こういう思いがけない「キーワード」が登場するところが、即興の醍醐味でもあります。
臨機応変にセリフを歌い上げる演者さんたちの技倆は、実に大したものだと思います。
第3部は、純粋に観客となって楽しむことができました。
もとちさんも大変楽しんでくれたようで、なによりです。
ミッチーさんのブログによれば、どうやら第3部での登場は予想外だったようです。
第2部では、からい点を付けてしまってごめんね。
こんな先輩ではありますが、またよかったら一緒に遊んでやってください。
(。-人-。)
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