初めて2で遊んだ時の感動は、今でも覚えています。一見すると『バイオハザード』シリーズにそっくりですが、怖さのベクトルが微妙に異なっています。
『サイレントヒル2』には様々なモンスターが登場します。かつては人間であったはずのものが、異形の怪物となっている。『バイオハザード』に出てくるゾンビと似ています。
ただし、『サイレントヒル2』の場合、そうしたモンスターが生まれた背景については、ほとんど述べられていません。察しのいいプレイヤーなら、後半に進むにつれて誕生の理由が推察できるかもしれませんが、それが正しいかどうかはやっぱり判らない。『サイレントヒル2』の底に潜む恐怖とは、理不尽なものであるわけです。
『サイレントヒル』シリーズは、すべて外国が舞台となっています。登場人物は英語を喋り、日本語の字幕が付く。あたかも洋画を見ているような感覚です。
そうして語られる物語は、しかし極めて日本的な色彩を帯びているように思えます。その微妙なずれが、いい感じの味わいとなっています。
ホラーという分野においては、おそらく日本が最先端を行っているのではないでしょうか。オープニングムービーを見て、そう思いました。あんなにもやる気を挫かれたムービーは、見たことがありません。だって怖いんだもの、本当に。
本作4は、以前のものと比べて、また違った肌触りを感じます。どこがどう違うのかはうまく言えませんが、より得体の知れない(皮膚感覚に近い)恐怖を描こうとしているように思えます。
とりあえず、頑張ります。ただし平日の夜にはやりません。明日に差し支えますので。いろんな意味で。
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