tomo♪の jazz 日記

jazz vocalist tomo hirano のつれづれ~

憧れのひと

2011-01-28 01:54:06 | 日記
水曜日は、レディースデーだったので、映画を観に行きました。

「しあわせの雨傘」

主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。 昔、私が一番好きだった、憧れの女優さんです。
カトリーヌ・ドヌーヴ全盛期の頃、「ロードショー」や「スクリーン」という映画雑誌を買って、付属のポスターだった、ドヌーヴのポスターを、部屋の壁、ベッドの枕元、ベッドの真上の天井にまで貼って、その美しさにうっとりしていました。

「インドシナ」「8人の女たち」と、中年になってからの彼女の映画も観たけど、たしかにぽっちゃりと多少おばさん体型になってはいても、それでも美しくて、すごい存在感で、素晴らしい女優さんだと思ってました。

「しあわせの雨傘」では、夫の言いなりのお飾りの妻が、夫の会社の窮地を、心臓病で倒れた夫に代わって、立ち直らせ、うまく回り始めたところへ、夫が復帰して、また会社を追われ、今度は議員選に出馬して・・・

と飾り物で、平穏な日常に幸せを見出していた妻が、社会性に目覚めて、成功していくストーリー。

ところが意外に、おとなしい貞淑な妻だと思われていたけれど、実は・・・みたいなところもあり、コメディタッチで、ちょっとクスっとさせられるけど、ストーリーは感動するというほどでもなかった。

でも、でも、ドヌーヴの美しさに感動しました。

最初の部分は、ジャージ姿に頭にはカーラー巻いたスタイルでジョギングしたり、(変な)エプロン姿だったり・・でも、キュートだなぁと思って見てました。とってもキュートなおばさま。

ところが、後半、成功していくドヌーヴは、神々しいぐらい美しいと思いました。

もう、かなりのお歳のはず。なのにあの美しさ~

そりゃ、女優さんだから、お金かけてるから、美しくいられるって言ってしまえば、そうかもだけど、それだけじゃないと思うなぁ。
そんな表面だけの美しさじゃない!

生き方とか、気持ちの持ち方とか・・・内面の滲み出た美しさだと思う。

やっぱり、ドヌーヴは、私の憧れのひとだぁ~ 
コメント
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