「なら座」でのチャリティーライブでした♪

昨日、私の願いが叶った、路上詩人yoshiさんとのコラボで、東日本大震災のチャリティーライブが、無事終了いたしました。

京都を出るときも、ひどい降りでしたが、奈良に着いたときの雨は、もの凄かった。吹き降りで近鉄奈良駅前の行基さん像の広場は、雨が渦巻いてるような感じ。しばし駅で待って、風が止んだときにダッとアーケードのある商店街まで走りました。

雨のせいか、当日キャンセルも数名出たようですが、ライブが始まる頃には雨も小降りになり、当日来られたお客さまもありで、４０名あまりのご参加でした。
雨の中、お越しくださいました皆様、ほんとに有難うございました。

１１時半頃なら座に到着。私は、この日のために、なら座さんのアンプにはリバーブがついてなかったので、ＶＯＩＣＥＴＯＮＥというヴォーカル用のリバーブをつけるものをサウンドハウスで購入。それをつけてみました。おお～、しっかり響いてるじゃん！　自分のものが増えていくのも、なんだか、嬉しい

なら座さんは元芝居小屋だったという町家ゲストハウスさんのイベントスペースで、吹き抜けスペースと板の間スペースとたたみのお座敷部分があり、後ろに中庭が見える、木の温かみのある素敵な雰囲気です。


まず、１部はギター古池明さんと私のＤＵＯで、愛のある曲中心に７曲。







休憩を挟んで、２部はyoshiさんのトークと巨大書き下ろし。yoshiさんはいつも即興ですばらしい詩を書かれるのですが、トークは苦手だそうで、今回初のトークに挑戦してくださいました。なぜ路上で詩を書くようになったか・・この震災で思われたこと・・など、yoshiさんの思いを聞いていると涙が出そうになって、書き下ろしのバックで歌うのが危なくなりそうでした。曲はもちろん、"SMILE"を選ばせていただきました。yoshiさんが書き終わると同時に曲が終われるようにバラード、ボサノバ、バラードと古池さんに調整していただいて、なんと、ぴったりに終われました

yoshiさんの詩のテーマは「絆」でした。トークの内容と、今の私達に大切なこと、ぴったりの詩でした。







第３部は「懐かしい歌」と皆で歌おうコーナー。先ず、私がMy Favorite Things, Moon River, Tennesse Waltz, コーヒールンバを歌って、それから、お客さまで歌ってくださる方をステージにお招きしました。最初はあらかじめＯＫしていただいていた私の友人和歌山のＴＩＮＡさんに「アメージンググレース」をアカペラで、美声をご披露いただきました。

続いて、どなたか・・って言うと、なんと初老の紳士が挙手くださって、「ベサメムーチョ」を、一回目はキーが高すぎて、しきりなおし、２回目、古池さんのギターとしっかり歌ってくださいました。お名前を尋ねると、「tall, taller, tallestのトールです」って、面白い方でした

そして、最後に「上を向いて歩こう」と「翼を下さい」を皆で歌いました。
「翼を下さい」の歌詞は、皆さんのお土産用に、yoshiさんが素敵な文字ではがきにコピーしてくださったものでした




このイベントには、ほかにも沢山の方がご協力くださいました。
ゲストハウスさんのお客さまでもう２ヶ月奈良に滞在して絵を書いてらっしゃるカナダからいらしたアリーナさんの素晴らしい水彩画の絵葉書、そして１ヶ月ゲストハウスに投宿して奈良を歩いてらした栃木の本間さん（昨日が最後の日で、今日お帰りになりました）が刺繍作品やストールを提供してくださって、会場で販売されました。　こたろうさんのたい焼きも美味しくて、好評でした。

ポスター作りから、宣伝、準備、すべてにご尽力くださったゲストハウスオーナーの安西さんのお陰で、奈良のインターネットニュース、読売新聞、奈良ＴＶでも取り上げていただき、昨日当日も産経新聞の取材があったそうです。

安西さんご夫妻、もちろん、yoshiさん、古池さん、アリーナさん、本間さん、スタッフのひろみさんとお友達さん、皆さんのお陰で、ほんとに素敵なイベントに参加させていただきました。
心から、お礼申し上げます。　ありがとうございました

この日の収益は、すべて日本赤十字社に義援金として寄付されます。
義援金の詳細はゲストハウスならまちさんのＨＰでお知らせされます。