京都の清水寺界隈に遊びに行くことはあっても、清水寺には随分長い間入っていない。
そんなわけで久しぶりに清水寺に行ってみたくなって、先日行ってきた。
↑秋晴れに朱色が映える。
清水寺には何度か入ったことはあるが、除夜の鐘をついたり深夜の初詣だったりと、昼間の観光は本当に久しぶりだ。
清水寺の本堂(?)に入るとお守り売り場があり、『足腰お守り』と言う文字がパッと目に入った。
更年期からくる自律神経の乱れで、全身に勝手に力が入って体がカチカチになり、腰が痛くなることがある。
そうなると生活に支障が出るので、大げさかもしれないが人生を終わらせたいような暗い気持ちになる。
(病名がつかない腰の痛みは、骨がどうにかなっているわけではなく、血行不良からくる筋肉の炎症らしい)
そこへ足腰のお守りときた。
健康祈願のお守りはよくあるが、足腰に特化したというかピンポイントさが今の私に合っている。
久しぶりに来た清水寺のお土産の意味もかねて買ってみた。
色がきれいな可愛いらしいお守りは欲しくなるけれど、物を増やさないようにしているので、普段お守りは買わないようにしている。
だけどこの足腰お守りは黒地に金と朱色の刺繍で大人っぽい。
見た目の可愛さより御利益を優先する年頃になったのかもしれない。
その本堂(?)を出て、いくつかお守り売り場があったが、先ほどの『足腰お守り』は見当たらない。
やっぱり買っておいて良かったと思った。
↑清水の舞台を下から見たらこんな感じ。
彼岸花の赤が映える。
↑池好きなので、池のある和風の景色も楽しんで。
さーて、お楽しみのお茶の時間だ。
清水寺には五条駅から茶わん坂のルートで来たが、その時この茶店を発見。
今まで一度も清水寺の茶店の存在を知らなかったが、どうやら3、4軒かそれ以上あるようだ。
私は和風の茶店が大好き。
赤い毛せん(もうせん)があれば完璧だ。
何軒かの茶店のメニューを見たが、一番最初に見たみたらし団子とぜんざいが両方揃っているこの店に戻ってきた。
みたらし団子は小粒でおいしく、ぜんざいも甘すぎずおいしかった。
2つとも量は多くないが、もち米なのでお腹が膨れた。
久しぶりに清水寺に来て良かった。
久しぶりに清水寺に来て良かった。
↑古民家を改装した和モダンな雰囲気が素敵なスタバ。
スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
↑前栽(せんざい)は外から見えない中庭になっている。
↑テーブルも和モダンでオシャレ。
前回来た時は席が空いていなかった畳の間に座れた。
履物を脱いで畳に上がると、くつろぎ感があり横になって寝そべりたくなる。
お次は『幕末維新ミュージアム霊山歴史館』へ。
私はその存在も知らず今回初めて見学した。
私は新撰組に詳しくないどころかほとんど知らないが、新撰組の羽織でコスプレできると知ってそれが楽しみだった。
土方歳三(ひじかた としぞう)など4種類くらいから選べる背景もある撮影コーナーがあり、個人のカメラやスマホで自由に撮影できる。
さて、お昼ごはんは高台寺前の『羽柴』へ。 (はしば・豊臣秀吉)
ゆばを使った料理が食べれるお店で、何回も食べに来ている。
いつも決まって注文するのは「京ゆば膳」
以前より値上がっていたのは仕方ないとして、値段が高くなると人を誘いにくいなぁ。
↑お気に入りのゆば掛けご飯は、確か葛(くず)入りでとろみがあり、天津飯やあんかけ料理のような食感。
いつ来てもこの赤い縦じまの食器で、それがまた良い。
今回はコース料理のように料理が順番に出てきたから、全体の写真は撮れなかった。
まぁ何回も食べているのからいいんだけど、こうしてブログに載せるには全体の写真が欲しい。
↑揚げ出しゆばと、ゆばグラタン。
久しぶりに羽柴の京ゆば膳を堪能して満足。
ここはだいぶ前のバイト先の友だちに教えてもらったお店で、良いお店を教えてもらった。
その事を私はずっと忘れないだろう。
↑座った席から見える景色。
秋晴れにお花のピンク色が可愛い。
高台寺周辺からぶらっと歩いて、知恩院の国宝の三門まで行ってみた。
ここも、京都って感じで観光気分が満たされる。
↑三門を横から見たところ。
門だけど家屋のような重厚感。
久しぶりの清水寺から、おなじみの和風スタバやゆば料理の羽柴を周って楽しかった。
行ったことのないお店を発掘してもいいけど、馴染みの所に行きたくなるのは、たまーにしか行かないから、その良さを再確認したくなるからかな?