先日、横浜南釣り同好会本年度第三回釣行会の下見で、リバースポット早戸にST会員と行ってきました。ルアーのニジマス釣りです。早戸川国際マス釣り場の下流にあるんですね。知らなかった。
いつもの集合場所から高速で約一時間半と思ったより近場です。近いといっても宮ケ瀬ダムを左手に観ながら、新緑の山道を走り、丹沢山系裾野の自然の中にあります。自然の渓流に堰を作った管理釣り場(カンツリ)です。
ロケーション、安全性、釣果、BBQ全てOkです!
釣り方について分かったことを書いてみます。
私は、カンツリが流行り始めのころから相当やっています。ほとんどがポンド(人口池)タイプで、渓流カンツリに関しては5度目くらいの超初心者です。やはりポンドと渓流は釣り方が相当異なりますね~。
何が違うかというと、①水が流れている②魚が見える③水深が浅い ということです。よって、ポンドタイプのカンツリとは釣り方が異なるわけです。
まずは、渓流の定番ルアーといわれているクランクベイトで始めました。スタートは、ミドルレンジ(中層)タイプのクランクベイトです。魚は見向きもしません。そこで、シャローレンジ(表層)タイプのクランクベイトに変えたところ、魚が反応して追いかけてきました。リーリングスピードを変えて1匹目ゲット。2匹目も同様にゲット。
これはどういうことかというと、タナ(魚がいる水深)が合っていなかったのです。ミドルでは魚の下をルアーがトレースしていました。シャローだと丁度タナが合っていたということです。タナを探して合わせるのは魚釣りの基本です。渓流の場合、魚もルアーも見えるのでタナが合わせやすいですね。
クランクベイト クラピー
上がミドルレンジ 下がシャローレンジ
リップの角度によってレンジが決まります。
このままクランクベイトで続けてもよいのですが、やはりニジマスのルアー釣りの王道はスプーンです。そこで、スプーンにチェンジしました。
過去に渓流で実績のあったスプーンではじめたところ、魚は追いかけてくるもののルアーの直前でUターンしてしまいます。バイト(魚がルアーに食いつくこと)しません。反応はしているが、見破られているということです。このようなケースではまずルアーの色を変えます。
ニジマスルアーの定番色の一つである黒スプーンに変えると、Uターンせずにバイトするのが見えました。で、アワセてゲット。さらに黒で何匹かゲット。しかし、魚も学習するらしく、同じ色を続けていると反応しなくなります。これをスレるといいます。スレたらルアーの色を変えます。
ポンドタイプのカンツリではライン(道糸)の変化でアタリを見ます。渓流では魚とルアーが見えるので、ラインでアタリを見る必要はありません。魚がルアーをバイトしたのが見えたらアワセればOKです。また、水流が早いので魚も微妙なバイトをしないようで、手元にダイレクトにアタリが伝わってきます。アタリ即アワセでOKです。
そうこうしていると、放流タイムです。放流直後の定番色は赤金といわれています。派手な色がよいのです。赤金とは、表が赤で裏が金色の二色タイプのスプーンです。定石どおり放流直後は赤金でゲット。しかし、何故か一匹のみであとが続かない。
同行者ST会員は、定番色の一つであるカラシ(艶消しの黄色)でコンスタントにゲット。私は、いろんな色を試すも魚の反応がイマイチ。そこで、ST会員と同じカラシにチェンジ。で、ゲット。しかし、そのあとが続かなくて、1時間位バイトなし。そこで、釣り場を移動したらカラシのままで3連続ヒット。
当日のヒットスプーン レイブ1.5g
渓流ルアーのコツがなんとなく分かってきました。
以下、ポイントをまとめてみました。
①水流が早いので、ルアーをしっかりと泳がせましょう。下流から上流へ投げるのと、上流から下流へ投げるのと、正面へ投げるのではルアーの引き方が異なります。ルアーが泳がないと釣れません。
②タナを意識しましょう。スプーンの場合、リーリングスピードと竿の構え方によってタナが変わります。ゆっくり巻けば深いタナ。早く巻けば浅いタナ。穂先を立てれば浅いタナ。穂先を下げると深いタナ。という感じです。
③アタリルアーを見つけましょう。スプーンなら1.5~2.0gのものを使用します。問題は色です。状況に応じてアタリ色をあれやこれやと、とっかえひっかえします。一般的に、状況(天候、透明度、放流直後)に応じた定番色があります。私は5回投げて反応がないと別の色に変えます。
④何をしてもバイトがなくなったら場所を移動しましょう。魚がスレている可能性が高いので、シビアな釣りになってしまいます。まだルアーを見破れないお勉強不足のお魚のいるところに移動します。
下見当日の釣果は4時間弱で、ST会員13匹(内ヤマメ1匹)、私は11匹。30~40㎝弱の良型数匹混じりです。まずまずの釣果だと思います。バーブレスフック(返しのない針)なのでバラシ多数。バラシを少なくすると釣果倍増です。ST会員はほとんどカラシでの釣果でした。カラシはこの日の当たりルアーです。
早戸に行く際には、1.5gのカラシと黒のスプーン必携です。天候、状況云々ありますが、カラシと黒はポンドのカンツリでも定番色です。放流直後は赤金です。クランクベイトのシャロータイプもいいですよ。
※注意事項:①水深が浅いので根がかり注意! ②投げ過ぎると対岸の木を釣ってしまうので注意! ③体質的にブヨに弱い人はブヨ対策が必要です。
↓ リヴァースポット早戸HP
渓流で冷やしたスイカとビールで、釣った魚のBBQをしたら最高だと思います!
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以上、下見報告でした (^^)v
ST会員 お疲れ様でした m(__)m
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